こんにちは宇崎ツカです。
前回シカを捌いて野宿したので、今回は捌いたシカ肉を食べます。
では昨日の夜にさばいたシカのお肉を食べましょうか。
この穴は弾が当たったところです、弾が当たったところはグチャグチャのミンチになっていて泥や血が固まったゼリー状のものが練り込まれていて固まってガチガチなので食べられません。
切り取ります。
シカのお肉は加熱すればするほど硬くなります。
猪みたく骨付きのお肉をこんがり焼いてたべようとすると硬くてまずいです。
ちなみに、
シカの体温は40℃です。
人間の体温は37℃です。
シカのほうが体温が高いのでシカの脂は人間の体温では固まってしまいます。
つまりシカの脂を食べるとお腹の中で溶けずに固まります。
次の日に下痢をする理由がこれでした。
平気な人もいますけど、僕は盲腸で腸を切除しているので胃腸が他の人より弱いようです。
「うまい!」
獣のニオイ無し。
筋肉の弾力がありつつも噛みちぎれる柔らかさ。
余計な脂は付いておらず、さっぱりとしていてほんのり甘い。
なにより暖かくて元気が出ますね。
ごちそうさまでした。
残ったお肉は干し肉にして保存しておきますか。
次回#4「シカ肉で干し肉を作る」