こんにちは宇崎ツカです。
冬になると冬山で遭難した人のニュースが流れてきますね。
ご冥福をお祈りします。
明日は我が身なので遭難したときどうしたらいいのか予習しておきましょう。
遭難したときには、まず電話で助けを呼ぶ。
これが1番助かります。
でも連絡手段としてスマホがあるから電話で救助が呼べると思ったら大間違いで、
ちょっと山に入ると電波の圏外は当たり前。
叫んでも誰もいなくて、たまに飛行機が飛んでいくだけです。
ICOM IC-S70 144/430MHz+HM-186 SPマイク
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アマチュア無線のハンディ機「Icom IC-S70」。
スマホが圏外の超山奥でも電波を飛ばせます。
最近のハンディ無線機は軽くて防水防塵で電池の持ちが良いです。
これさえあれば助かります。
ソロ登山には心強いアイテムですね。
ただし、アマチュア無線4級の免許と機械の電波登録が必要です。
第4級アマチュア無線技士の免許を取得するには、
●(財)日本無線協会が開催する第4級アマチュア無線技士国家試験を受験し合格する。
●JARD(一般財団法人日本アマチュア無線振興協会)またはQCQ企画その他が主催する講習会を受講して、修了試験に合格する。
の2パターンあります。
JARDの講習会を2日間受けるのが確実ですね。(【第四級標準コース】受講料等22,750円 (18才以下の方は、7,750円) (申込資格:だれでも受講できます。))
申し込みの流れ
http://www.jard.or.jp/yoseikatei/shiryoseikyu/annai.pdf
電話をして空きがあるか確認してから、申し込みをして、お金を振り込んで、写真を用意して、受講して、二日目の午後にテストをして帰ります。
その後2週間ほどで免許が届くのでその免許の番号を使ってインターネットから機械の登録をします。
僕は小学生のときにアマチュア無線4級の免許をとっていますから、あとは機械の登録をするだけですね。
機械はハンディ機「Icom IC-S70」を購入しました。
機械の登録はこちらの総務省ホームページからはじめます。
事項書及び工事設計書の入力のしかた
まずは自分の地域の総合通信局長を選びます。
そして氏名、住所、電話番号を記入するとこの情報が次の入力の時に自動入力されます。
8 無線従事者免許証の番号
自分の免許証の番号を入力します。
12 移動範囲
ハンディ機なので移動するにチェックを入れます。
13 電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力
144Mと4VAにチェックを入れて10Wと入力。
430Mと4VAにチェックを入れて10Wと入力。
16 工事設計書
技術基準適合証明設備の使用の項目にチェック。
工事設計書の編集をクリック。
買ったハンディ機の電池パックを取り外したハンディ機の裏側に書いてある番号を入力して確認する。
確認の際にユーザIDとパスワードを入力するので、ユーザIDとパスワードが書かれたはがきを見て入力します。
電波法第三章に規定する条件に合致するにチェック。
あとは電波使用量を払うとコールサインが送られてきて使えるようになります。
今はインターネットで登録ができて、インターネットバンキングから電波使用料が払えます。
便利な世の中になったもんだ。
これで冬山のソロで携帯電話の電波が無くても大丈夫ですね。