こんにちは宇崎ツカです。
前回シカ肉で干し肉を作る為に山に生肉を干しましたが、
乾燥するまでだいたい2日間くらいかかります。
と言う事は、ここに2日間野宿する事になりますね。
地面に直接寝るとても冷たくて体が凍ってしまいます。
なのでそのへんに転がっている倒木を並べてイカダのような形のベッドを作りましょう。
なるべく平らな場所を選んで、山の高い方が頭で低い方に足が来るように倒木を並べます。
そうすれば転がり落ちる事も無く、雨が降っても水びたしにならなくて済みますね。
低くなっているところには枕木を入れて高くしてあるので、水平になっています。
丸太のベッドの下は空間があって地面と離れているので霜が降りても凍ったりしませんし、空気が通るので乾燥して快適です。
雨が降ったとしても水たまりでビショビショになったりしないのでかなり安心ですね!
さーて座ってみましょう。
「うわ、冷たいっていうかコケで湿ってる。」
ごろりんちょ。
「ほわー。横になっても水平がとれてるから頭に血が昇ったりしないよ。快適だなあ。」
丸太はメチャクチャ重いのでよほどのことが無い限り滑り落ちたりしないし、僕の体重でも折れないです。
そして地面よりも暖かいですね、これが木のぬくもりっていうやつなのかなあ?テレビとか広告とかの表現で「木のぬくもりが伝わる」とかナレーションで言うけど「木のぬくもり」って何のことなんだろうっていつも思ってたけど、多分これだ。冬山の冷蔵庫のような気温でないと感じることができないようなかすかなぬくもりの事で「地面よりもマシだな」っていう意味なんだな。
これなら多少なら雨が降っても水びたしにならなくて済みます。
でもこれだと風が冷たいなあ、風よけが欲しいですね。
という事でブルーシートで雨風除けのタープテントを張りました。
横になってみましょう。
よいしょよいしょ。
ズボンの尻が枝に引っかかって破けてるから後で縫っておこう。
まだちょっと時間があるので水汲みして、鳥がいたら鳥撃ちしますか。
見回りと水汲みにいってきまーす。