「猫じゃらしラーメン作って食べる」#24田舎で自給自足生活

田舎で自給自足生活

こんにちは宇崎ツカです。

このあいだ液体せっけんを作った時に炭酸カリウム(かんすい)を精製したので、その粉を使って猫じゃらしラーメンを作ります。


スープは今朝、駆除したイノシシのガラを使って、猪骨(シシコツ)スープを作りましょう。
骨は砕いて中身を使い、脂のたくさん付いている部分を煮込んで美味しい成分を出します。


とんでもなくアクが出てくるので、アクを取りながら煮込みます。

このくらい煮込めばいいかなあ?はい。スープができました!


これは炭酸カリウム。別名「かんすい」と呼ばれる食品添加物でラーメンの材料になります。
小麦粉にかんすいを混ぜるとラーメンになって、小麦粉にかんすいを混ぜないとうどんになります。


ここに小麦粉は無いので、かわりにその辺に生えている猫じゃらしの種の粉を使います。


猫じゃらしは五穀のアワの原種なので、すり潰すと炭水化物の粉として使えます。


猫じゃらし粉に対してかんすいは1%加えます。
2つまみくらいでじゅうぶんですね。


水を加えながら練ります。
が!?ボッソボソで麺になりません!なんでだ?
うおお!練りが足りないのかね?練りまくるぞ!ねりねり。


という事で麺の塊のようなグルテン玉が作れましたが、やはりボソボソします。
うむむ?ヒビ割れが激しくて麺のようにもっちりと伸びませんね。


頑張って細長く切りましたがクッキーのようになっています。

「・・・細長く切ったし、超極太面という事で良しとしますか。」


湯でます。
ドボドボッ!


煮えてきました!
これは!まさに!ラーメンのあの匂いである!ニオイは良いね!


猪骨スープをそそいだ3代目手作りドンブリに、猫じゃらし麺を入れます。
ドボン!


そしてイノシシのチャーシューをトッピング!うまそう!


完成!
これが、原料から全て自分で手に入れてゼロから作った猫じゃらしラーメンである!ドンブリもその辺の土から焼いた物だよ!


やったー!できたー!いただきます!


チャーシューはイノシシのお肉でかなり美味しいです。
ちょっと硬い豚肉という感じなのでラーメンにとても合います。脂多めですね!


スープはイノシシの脂と塩のスタンダードな味付けで良くも無く悪くも無くいつものスープですね。
こってりしていて力が湧いてきます。


そして麺の味はざらついていてネットリしていてラーメンとしてはまずいです。
ダンゴのような食感で、すいとんとか雑煮とかを食べているような気分になります。
だがしかし、雑煮と思って食べると美味しいです。
噛むと表面がネッチョリと餅とかダンゴみたいで、それでいて極太面の中心は火が通っているのに水がしみこんでいないので中心がボソボソと口の中で細かく分裂していく。
まずくはないです。新食感ですね。

「あつい!」


あついと思ったら3代目ドンブリにヒビが入っていた・・・
また割れたよ、マジか。土器の才能無いな。

猫じゃらしラーメンはラーメンとしてはとてもまずいですが、雑煮として食べるとけっこう美味しい食べ物でした。


またね!




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