くじらの博物館
〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934−2
kujirakan.jp
0735-59-2400
8時30分~17時00分
【ユーチューブ】
こんにちは宇崎ツカです。
僕はいま、和歌山県にある太地町のくじらの博物館に来ています。
太地町とは捕鯨で全国的に知られた町で日本の古式捕鯨発祥の地です。
映画ザ・ゴーグでイルカの追い込み漁とか、シーシェパードの標的で無抵抗なサンドバックとして有名です。
街に入る道路には大きなくじらのモニュメントがあります。
でかい。さすがはくじらの街である。
海沿いを走ると大きな公園があって、くじら漁に使う大きな船が公園に展示されていました。
これもまた大きいですね、ここにはバス停があってバスできた人が降りて、町の人が車で迎えに来るような場所になっているようです。
その船の近くにくじらの博物館があります。
看板には大きくクジラが描かれています。
イルカショーとクジラショーがあるようです。
ふれあい体験もできるそうなので、できるだけふれあってみましょう。
入場料は1300円です。
チケットを購入して入ると、セミクジラの骨格標本が吊り下げられていました。
うお!でかい。
他にもたくさんのクジラの骨格標本が吊り下げられています。
シャチ
クジラオス生殖器
クジラメス生殖器
ほかにもたくさん骨格標本や模型が吊り下げられています。
クジラの模型とフキダシが展示されていました。
何かセリフを入れるとクジラがしゃべっているような気分になりますね。
ところでイルカやクジラはいったいどこにいるのでしょうか?
店員のお姉さんにイルカはどこにいるのか聞いてみました。
イルカやクジラはこちらです、と案内してもらえたのでついていった。
てっきり室内水族館と思っていたけれど、外には海岸を改造して作った巨大なイケスがありました。
水族館のプールとは次元が違いますね。
ここにはクジラが泳いでいるとのこと。
アルビノ白クジラもいるという話です。
とてつもなく広くてぱっとみ海ですよ。
そしてイルカショーをするステージがこちら。
なにげにこのステージも大きいな。
まだイルカショーまで時間があるので、
クジラを見に行きましょう。
クジラのイケスなんてみた事ないですからね。
クジラのイケスの奥のほうは砂浜になっています。
水族館に砂浜があるとか珍しいなあ、ここでイルカやクジラといっしょに泳げるそうですよ。
夏休みとかの温かい時期になるとイルカやクジラと一緒に泳げるそうです。
一緒に泳ぎたいなって思ったけど、今はまだ寒いし水温が冷たいので単純に寒くて泳ぎたくないです。
そしてここではイルカにえさやり(200円)ができるので、えさを与えてみましょう。
手を消毒して小さなバケツにイワシをいれてもらったら、
桟橋があるので奥まで行きます。
けっこう滑るので注意が必要ですね。
奥まで行くとイルカが集まってきて顔を出します。
かわいい。
なに?みたいな顔をしてこっちを見てきます。
好奇心が強いんですね。
バケツからエサをとりだすと、あーん、とクチを開けます。
かわいい。
エサをクチに落とすと丸呑みします。
またエサをとりだすと、あーん、とクチを開けます。
このいやしんぼめ!かわいいなあ。
ほかのイルカにもエサあげたいので別のイルカのクチのなかにエサを落とします。
楽しいなあ。
えさやりで楽しいと思ったのは久しぶりだよ。
でもお金が無いからいっぱいエサあげられないな残念。
白いクジラがいるはずなんですが、ビビッて陸地には近づいてこないようです。
つい最近いけすに入れたばかりなので海側にいるのが基本らしいです。
白いクジラは見れませんでした残念。
そろそろイルカショーが始まるのでイルカステージに移動します。
イルカショーは4匹のイルカがジャンプしたり尻尾を立てたり立ち泳ぎをしたり、
芸達者な感じで楽しいです。
そのステージが終わるとイルカにタッチ(200円)というイベントがあります。
キューキューと鳴き声が聞こえますね。
背びれの付け根をやさしく触ります。
他の水族館ではイルカに触るなんて言語道断で絶対に触るな!という状態ですから触っておくべきでしょう。
さわり心地はペタペタという感じです。
ニオイなし、ヌメリなし、ペチペチとかペタペタという感触ですね。
なかなかに貴重な経験をしました。
つぎはクジラショーがあるようです。
クジラショーまで少し時間があるので、
太地マリナリュウムという室内水族館で白いアルビノイルカを見に行きましょう。
太地マリナリュウムに着きました。
中に入ると水槽のトンネルがあって、まるで海の中にいるような視点からイルカを見る事ができます。
幻想的だなあ。
白いイルカが元気に泳ぎまくっていました。
トンネルの右から左から真上を通って泳ぎまくりです。
白いイルカははじめて見ました。
珍しいなあ。
クジラショーの時間になったのでクジラステージに移動しましょう。
おおう。
イルカみたいにクチがとんがってないな。
まあるい頭がクジラって感じがします、
けれど、だいたい5メートル?くらいのサイズだ。
だいぶ小さなクジラだね。
三匹のクジラが同時にジャンプしたり、
クジラに乗ってサーフィンしたり、でかいクジラがアクロバットジャンプを披露しました。
クジラが大きくてジャンプするごとに物凄く大きい波が来ます。
水しぶきのでかさも音のでかさもとんでもなく大きいですね。
クジラショーを見るのは初めてですよ。凄いなあ。
水槽がでかいだけはあるというかスケールが大きい。
クジラをアップでみるとけっこうグロいです。
ひととおり見るところは見たので、そろそろお昼にしましょう。
くじら博物館の向かい側にある食堂にくじら丼と書いてあるのでくじら丼でも食べますか。
と思ったらお休みでした。
その近くにあるクジラレストランもお休みです。
あれえ?ほんとかよ?太地町に来てクジラたべないとかダメでしょ。
クジラの町なんだからクジラ食べなきゃ。
という事で近くの旅館のレストランに来ました。
鯨御膳(2300円)という鯨づくし料理を注文しました。
いただきます。
はりはり鍋という食べ物はレタスやもやしなどを具材としたクジラの鍋物で、
レタスのやもやしなどのシャキシャキとした食感の事を昔の人はハリハリしている、
と表現したのでハリハリ鍋と言うようになったそうです。
なのではりはりした食感を出すために、あまり煮詰めずにさっとお湯をくぐらせるようにして食べます。
お肉づくしの鯨料理コースが来ました。
尻尾のマヨネーズあえは、くにくにしたマカロニのマヨネーズあえみたいな感じ。
うでものとは、内臓の酸っぱいやつであまり好きじゃない。
ベーコンの酢味噌あえは、酢味噌の味なので鯨かどうかよくわからないけど、普通のベーコンぽく食べられる。
くじらのごまあえは、なとりのツナピコという酒のつまみに似ている味。
鯨のたつたあげは、レバーのたつたあげって感じ。
そして鯨のお刺身がとてもうまい。
米沢牛のサーロインステーキを生のまま食べたような味で、
血なまぐささやレバー的なくさみがまったく無い。
これはおいしいです。
こんなにおいしいならばんばん売れそうな気がするけどあまり流通してないね。
血の味のイメージしかなかったからとてもおいしかったです。
コップを買いました。
旅行で使おうと思います。
くじらの追い込み漁の時期は9月から2月だそうで、今は漁じたいやってないそうです。
だいたい10月から12月くらいに来ると追い込み漁が運がよければ見られるそうですよ。