サビキ釣り仕掛け
特に何の知識も経験も無く、超初心者がはじめてのサビキ釣り。
海に行くので「ちょっと釣りでもしようかな」と思って買ったものがこちら。
プロマリン(PRO MARINE) PG ミニコンパクトサビキ釣りセット 180 (DYS-600G)
特に何も考えずに竿とリールと道糸と仕掛けがひととおりそろってポン。
あとはアミエビというエサを青いカゴに入れて海にいれるだけで釣れるという話です。
サビキ釣りができる期間は夏~秋にかけてですかね。
冬は冬で投げ釣り仕掛けというものがあるので、さきっぽの仕掛け針を交換して虫エサをたらせば基本的なセットはそのままでオールシーズン使えます。
165センチという長さのセットもあるのでバンザイして地面から指先までの長さと同じ長さの竿がとりまわしが良い初心者のあなたにぴったりの竿です。
文字通り手の届く範囲の長さの竿ですね。
2メートルから3メートルのものが一般的のようですが、竿を一度も触った事が無い人には扱いきれませんて。
長い竿は物足りなくなってからでいいと思いますし、短い竿はあとあと穴釣りで重宝します。
仕掛けのケースの中にはオモリ付きの青いカゴとサビキとハサミが入っていました。
竿
竿は180センチの振り出し竿で頑丈な竿なので、竿だけはなかなか壊れません。
ガイドが竿から外れますが接着剤で補強すれば使い続けられます。
僕は接着剤で固定していませんが竿にガイドのひっかき傷ができる程度なので特に問題なく使えていますね。
リール
リールのハンドルは取れるように設計されているので、釣りを始める前に必ずリールのハンドルがちゃんと閉まっているのかを確認してから使います。
ぼくはこのことを知らなくて何回か使って思い切り投げたらハンドルが飛んで行って途方に暮れた事があります。
リールは何回か使うとドラグが壊れますがサビキにドラグはあんまり必要ないので特に問題はありません。
リールの音がバキバキ言い出して回せなくなったら交換すればいいと思います。
ライン
リールは捨てても糸は3号糸が巻かれているので捨てずに、
次のリールに糸を使いまわすのが良いと思いますよ。
同じラインをちまちま切りながら使ってますけど、アジごときの重さなら切れたりしません。
ナイロン3号の糸の引っ張り強度は5.4kgです。
海水を吸ったり太陽の紫外線にさらされたりして、一回釣りに行って強度が約10%の0.54kg減ると仮定します。
一回目の減りで4.86kg。
二回目で4.32kg。
三回目で3.78kg
4回:3.24kg
5回:2.7kg
6回:2.16kg
7回:1.62kg
8回:1.08kg
アジが一匹500gと仮定して、アジが暴れるから約1kgの引っ張り強度とすると、糸が切れるまでに約8回の釣りをする事になります。
まあでも実際に釣りをすると地面こすって糸が傷ついていたりするから半分の4回って事にしておきますか。
で、使うラインの長さってたいがい10メートルくらいでしょ。
その2倍の20メートルくらいの腐った糸を切断して、だいたい100メートルくらいの糸が巻いてあるから残り80メートル。全部で5回遊べるわけですね。
つまり4x5で、だいたい20日くらい遊べるラインの量があるという事です。
アジこときなら、そんなにまめに交換しなくてもへいきですね。
ラインが駄目になると薄茶色になってくるので、ダメなところから切って捨てます。
腐ったラインは見れば分かります。
透明なナイロン糸がこんな感じの色になったらもうダメですね。
サビキ仕掛け
小さなケースにはサビキ仕掛けという「糸に針がたくさんくっついているもの」が入っています。
なんとこのサビキ仕掛けというものには上下があって、ちゃんと上と下があっていないと魚がかかりずらいです。
マジかよ!?
「ここからサルカンを取り出してください」って書いてあるところが上です。
そしてリールから出ている釣り糸(道糸)をサビキ仕掛けの上に付いている「サルカン」という丸い金具に結ばなくてはならないのです!
ダンゴ結びを3回くらいきつく結んだけど、ちょっと引っ張ったらほどけました。
「これは、やばい。」
ということでインターネットで検索して出てきたのが「クリンチノット」という結び方です。
ですが!この結び方よりも良い結び方がありました。
「ユニノット」という結び方がかなり強くて良いものです。
という事で無事リールからの釣り糸(道糸)とサビキ仕掛けが結べました!
そしてサビキ仕掛けの一番下にオモリ付きの青いプラカゴをくっついているスナップでくっつけます。
「よし!」
エサ
あみえび
そしてその青いプラカゴにアミエビというちっちゃなエビ?虫?のねっちょりした塊を突っ込んで海に放り込みます。
直接さわると物凄く生臭くなるのでスプーンとかを使って詰めたほうがいいです。
爪の間があまりにも臭くなるので、あみえびスプーンという道具を買いました。
NAKAZIMA(ナカジマ)499 アミエビスコップ S アミエビスプーン 釣小物 サビキ釣り道具 004991
そしてゆっさゆっさと上下に揺らす事で青いプラカゴからアミエビがふわふわと散らばります。
すると魚がエサと勘違いしてサビキ仕掛けの針に引っかかるという寸法ですね!
実際にサビキで使ってみてアジ・サバ・イワシ・ボラ・グレ・フグなどが普通に釣れました。
気をつけないといけないのはやっぱり糸の結び方は覚えておかないとダメですね。
針のサイズ
予備の仕掛けは釣具屋でサビキ仕掛けがたくさん売っているのでそれを購入します。
僕は6号の針をメインで使っています。
だいたいの釣具屋では4~8の大きさの針が売られているので真ん中の6を選んで使っています。
小さすぎず、大きすぎず、ハリスも1号で30センチそこそこのサバも海から抜きあげられます。
4号でしか掛からないようなちいさい魚は、食べるところが無いので釣りません。
8号に掛かる魚は6号の針にも掛かります。
大きな魚も小さな針に掛かりますね。
サビキの針は小さければ小さいほど良いみたいですよ。
が、小さな針はハリスが細いのでハリスがちじれてダメになってしまいます。
という理由により、まあ、真ん中のサイズの6号が最適ですね。
できる事とできない事
まあでも、釣り場を点々と変えていくうちに、堤防に棚があるところとか、堤防の足元にテトラがあるところなどがあって、
180センチだと海まで届かない場所がありました。
リールが壊れたので2000番リールと4号道糸を購入。
リールを交換したところいろいろ釣れるようになりました。
ジグやミノーでセイゴが釣れたし、ちょい投げでエイも釣れました。
堤防で真下の足元狙いとか穴釣りでカサゴとかも丁度良い長さです。
竿の感度は悪いですが頑丈ですね。
仕舞寸法が47センチの99グラムなのでリュックにスッポリ入るから、どこにでも持っていけるモバイルタックルとして現役で使っています。
安いモバイルタックルとして長く使えるのでこれは買ってよかったですね。
でも短いので、やっぱり長い竿が必要です。