善光寺
〒380-0851 長野県長野市長野元善町491
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026-234-3591
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こんにちは宇崎ツカです。
僕はいま、長野県にある善光寺に来ています。
善光寺は仏教で、宗派が細かく分かれる前からある寺院なので無宗派の寺院という立ち位置です。
女人禁制の寺院が多いですが、ここは女性に対しての救済措置も完備していた寺院だそうですよ。
「けっこうたくさんの人が観光に来てますね。」
駅の方から善光寺までの通路はとても賑やかです。
バスツアーの人たちがとても多くて旗を持った添乗員さんを先頭にぞろぞろと歩いて観光している人達だらけですね。
全身ピンク色の服を着た林家パー子さんみたいな人が目を引きます。
どうやらピンク色の人は外国人ツアーの人のようですね、
中国の人たちの文化でピンク色というか、赤は縁起が良い色なので、だいたい下着は赤っぽい色が多いです。
僕は赤い服とかまったく着ませんでしたが、最近山に入るようになったのでけっこう赤い服とかオレンジ色の服とかが増えてきました。
森ではとても目立ちます。
携帯電話とか身の回りの小物とかも赤やオレンジにしています、いちどスマホを山に落としたけど、
色が派手だったので探し出すことができました。
やっぱり山に行くなら赤っぽい色が良いですね。
「牛にひかれて善光寺参り。」ですね。
昔々、長野県のあるところ(善光寺の周辺)に住んでいた宗教嫌いの欲張りないじわるばあさんが住んでいました。
洗濯物を干していたいじわるばあさんは、隣の家の牛が洗濯物をツノに引っ掛けて走り出したのを見て、
その牛を追いかけて行ったら善光寺の中にたどり着きました。
それがきっかけで、いじわるばあさんは品行方正の良いおばあさんになって幸せになりました。
という伝説があり、
思いがけずに誰かに連れられてどこかに出かけたら、すげえ幸せになる事。
を、「牛に引かれて善光寺詣り」と言います。
なので善光寺では牛をシンボルにしているようですね。
六人の菩薩がいます。
善光寺の手前に六地蔵がいいます。
僕たちが輪廻を繰り返すという6つの世界(6道)に表れて、
迷いや苦しみから僕たちを救ってくれる菩薩です。
右から地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界の地蔵菩薩です。
地獄界の地蔵菩薩が蓮の台座から片足を出しているのは、
僕たちを早く助けに行きたいという気持ちの表れだそうですよ。
「ぜん・こう・じ!」
善光寺の門に掛かっている看板の「善」という文字が牛の顔のように書かれていてツノの部分がハトになっています。
「光」の部分もハトのようになっている感じですね。
門をくぐって売店に行ったところ、
「屹度叶守?(きっとかなうまもり)」
なんだこの夜露四苦(よろしく)みたいな当て字は?こんなお守りでいいのかよ???
隣には「凶滅(きょうめつ)」というお守りもあるようです。
さすがにこれは初めて見ましたね。
かなりのアバウトさのお守りですよ。
そして鐘があります。
長野オリンピックで鐘を突いたそうですよ。
この鐘は生活で使っているので、観光客が鐘をついたらいけません、と書いてあります。
「これが善光寺か。」
手前にはかなり大きなお香のツボがあり、その奥にはとても大きな本堂があります。
本堂の中からは木魚などの音とお経が聞こえてきます。
中に入れるようですが、撮影はできないのでカメラはしまって入ってきました。
お線香の香りに包まれて、お経と木魚の聞こえるお堂の中には、仏像とかが設置されていて、
ちょっと薄暗くて、なんとなく神聖な雰囲気がしました。
門の修理をしている宮大工の人達がいました。
というか人が多すぎる。
外国人観光客だらけであまりゆったりとした時間を過ごせないな。
バスツアー外国人がわさっと来て忙しそうにぞろぞろグルグル歩き回っていて、
洗濯機のうずの中にいるような感じでした。
もうちょっと落ち着きたいですね。
以上、長野県の善光寺でした。またね。