吹上地獄遊歩道
〒989-6941 宮城県大崎市 鳴子温泉鬼首吹上16
【ユーチューブ】
この「吹上地獄谷」は、吹上沢の流れに沿って両岸数十箇所に温泉が自噴して、人を寄せ付けないような雰囲気を漂わせた谷です。
新緑や紅葉のころはすばらしい景観で訪れる人を魅了します。
この地に語り伝えられるところによると、今から千二百年ほど前の平安時代初期、大竹丸(または高丸)という蝦夷(東北の先住民族)が陸奥を治めようとする大和の軍勢に抵抗したそうです。
この大竹丸の伝説は、鬼首のほかにも遠田郡湧谷など、宮城県内各地に伝えられています。
まさに神出鬼没の大竹丸ですがついには破れて斬首され、その首が追分の地(現在は荒雄湖底)に飛んだと伝えられています。
この伝説こそ、鬼切辺の里(または鬼切部)、つまり現在の鬼首の地名の由来になったといわれています。
鬼と呼ばれた大竹丸が戦場から逃げ延びて、この「地獄谷」にも入り込んだのかもしれません。
【地図】
ということで谷を流れる川沿いの遊歩道を歩いて、ふき出す温泉を探しましょう。
ゴロゴロと雷のような音のするかんけつ泉の雷の湯。
絶え間なく熱湯が噴き出す紫地獄。
足元には温泉卵が作れる卵湯というバケツサイズの温泉があります。
温度は95℃。
遊歩道に95℃の熱湯が噴き出して足元がびしょびしょになっています。
ぼやぼやしていると崖の間にあるかんけつ泉から熱湯が顔面にめがけて噴き出すという熱湯アトラクションが設置してあるようです。
看板には自己責任でよろしくと書いてあります。
まじかよ怖いな。
つきあたりまでいくと木道が崩れて無くなっていました。
看板には終点但し未設備ですが通行可と書かれています。
熱湯には入れないので川と熱湯がまじりあう場所を探しましたが、
川が浅いのとかんけつ泉からのお湯が沸騰していて熱すぎるので入れそうな場所がありませんでした。