ウキサビキ釣り仕掛け
サビキ釣りセット180とかの短い竿だと、足元にテトラが広がっていたりすると仕掛けが海まで届きません。
たとえばこんな感じの堤防。
堤防の横にテトラが積まれています。
ここでは堤防から真下に仕掛けを落とせません。
テトラの上で釣りをするのは危ないです。が、そこに魚がいます。
そこで短いサビキ竿にウキをつけて投げます。
昼は遠くにいたりするから思い切りぶん投げます。
が、投げる時に近くに人がいるとオキアミから出る臭い汁(アミ汁)が飛び散って危ないので周りに人がいない事を確認して投げます。
この釣り方は悪臭をまき散らすオキアミの臭い汁(アミ汁)を周辺にぶちまける釣り方です。
トラブルにならないように人がいないところでやるか、アンダースローでキャストしましょう。
竿
プロマリン(PRO MARINE) PG ミニコンパクトサビキ釣りセット 180 (DYS-600G)
サビキ釣りセットで使っているものと同じ竿。
届かない場所に軽く放り込む感じで十分ですね。
リール
同じ初期リールで大丈夫です。
ライン
リールに最初から付いている糸。
アジなら初期装備で十分です。
仕掛け
ウキ止め糸
道糸の一番上にウキ止め糸を付けます。
この糸をずらす事で仕掛けの深さの位置を調節する事ができます。
シモリ玉
ウキ止め糸にちゃんとウキが止まるように、シモリ玉という小さなビーズみたいなつっかえ玉を道糸に通します。
スイベル付きのサビキウキ10号
ハヤブサ(Hayabusa) 名人の道具箱 サビキウキ 10号 オレンジ P482
ダイソーで売ってます。
ウキの下にサルカンのようなものが付いているので、サルカンの輪の中に道糸を通します。
シモリ玉
ウキがウキ止めゴムに引っかからないようにシモリ玉でウキを止めます。
ウキ止めゴム<つまようじ>ウキ止めゴム
つまようじを切ったものの両サイドにウキ止めゴムを刺します。
ロケットカゴM
通常のサビキ仕掛けはエサのアミエビを入れる青いカゴが下についていて、竿を上下にゆさゆさ動かすとカゴの中からエサがふわふわとちらばりますが、
ウキサビキの場合はウキで浮いているので竿を上下にゆさゆさとサビく動きができません。
そこで、サビキ仕掛けの上に、この透明で軽いロケットカゴというアイテムをつけます。
エサのアミエビを突っ込んでちょいちょいと竿をしゃくって引っ張るとエサがちらばります。
糸を引っ張ると海水の抵抗でカゴからエサが出るんですね。
上から出たエサは下にある仕掛けの近くに散らばって魚が釣れるというシステムです。
なのでサビキ仕掛けの上にこのロケットカゴを付けます。
何もせずにウキを見ているだけよりも、ちょいちょい手前に引っ張ってカゴからエサを撒いたほうが釣れます。
関東式とか関西式とか言いますけど、僕は関東地方に住んでいますがサビキでは下カゴしか使ったことないですし、ウキサビキは上カゴでやります。
市販のサビキ仕掛け
TAKAMIYA(タカミヤ) 大漁シンプルサビキ 3枚組 針6号-ハリス1.5号 ピンク
基本ダイソーサビキの6号針を使っています。
オモリ8号
一番下に付けるオモリはウキが10号ならオモリは8号にしておいたほうがいいです。
オモリはウキのマイナス2号くらいが無難です。
メーカーによってウキの浮力にばらつきがあるためか、10号のウキに10号のオモリを付けると沈みすぎてウキの先っちょしか見えない時がけっこうあって魚が当たったのか当たってないのかわかりません。
海という場所は波とか風があって揺れているのでギリギリのセッティングでウキの頭しかみえないような釣り方をするのは、かなり慣れた人でないと難しいです。
10号のウキに10号のオモリを付けるような攻めるタイプのヒリつくような釣りをしたいなら、それはそれでいいけど、アジのサビキ釣りごときでそんな釣り方しなくてもいいんじゃない?
という事でウキの号数からマイナス2号くらいのオモリをつけましょう。
ここで使う竿はサビキセットの竿で適合オモリが6~15号くらいの竿なのでオモリ8号でウキ10号という感じです。
(オモリの号数は竿の適合オモリで決まるので適合錘6号までという竿ならオモリ4号でウキ6号とか波があったりして沈まないようならウキはそのままでオモリを5号にするとかそんな感じでオモリを調節します。)
これで短い竿でもちょっと遠くのエリアを攻める事ができるようになりましたよ!