玉川温泉
〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢国有林3014 林班口小班
tamagawa-onsen.jp
0187-58-3000
【駐車場】あり(1日100円)
【トイレ】あり
【脱衣所】無し
【P H】1.2
【温 度】岩盤浴なので湯船にははいらない
【入浴料】無料
【時 間】昼のみ
【種 類】
【備 考】
【ユーチューブ】
特別な温泉に来ました。
強酸ですべてを溶かしつくすお湯が沸いていて、石から放射線がゆんゆん出まくっている。
さらに毒ガスがシューシューと吹き出ている横で寝転がって岩盤浴をするとあらゆる病気が治るといわれている。
この世とは思えない場所に来ています。
玉川温泉は秋田県仙北市にある温泉です。
毒水が田畑を枯らして魚を殺し、
毒ガスでも人が死んでいて、
毒の水蒸気で包丁は一日で錆びてしまう。
雪崩もおきて人が死んでいます。
地面の石からは放射線が出ています。
そこらじゅうに、死にそうなお年寄りがゴザを敷いてたくさん寝転がって遠くを見ています。
なぜそんなところへ行くのかというと、
岩盤浴したら、治らないといわれている病気が治った人がいるからです。
ここは病人の最後の希望である。
まずは100円の駐車場で5時までという場所に車を停めます。
5時になっても戻らないと死んでいるかもしれないので捜索してくれるようです。
温泉の奥に登山口があって、けっこう行方不明者がでているようです。
まあ、ここらへんはいつ死んでもおかしくないという場所なんですね。
こちらが毒水と毒の水蒸気になります。
立入禁止の看板がありますがこんなところに入る人いないと思いますが、
やはり温泉のパワーを求めて来ている人にとってはその不思議なエネルギー発生源にちかづく事はあたりまえのことなんでしょう。
駐車場から坂道を下るとトイレがあります。
このトイレを左へまがると岩盤浴する場所があるそうです。
焼山は生きている!らしいです。
★のマークがある場所で人が亡くなってお星様になるので★マークなんですね。
火山火口の中にある湯沼にあした行きますが、
湯沼で死亡ポイントの★マークが3個も集中しています。
ここは実際に何人も死んでいる人がいるということですね、たしか去年も毒ガスで死んだ人がいました。
登山道にも★マークがあります。
ここは火口の湯沼に続く稜線で平均台程度の幅の砂でできた火口のふちですね。
左が火山の火口で右が切り立った崖。
おそらく滑落して死亡するパターンの死亡事故が多発しています。
よく見たら玉川温泉ほうめんから登ると頂上の手前で「通行止め」になっています。
こっちからでは山登りできないようです。
残念、あしたは反対側の登山口から上りましょうか。
大墳
源泉は大墳と呼ばれ、温度98℃、PH1.2ほどの日本一の強酸性水が大量(毎分8400㍑)湧き出しています。
この温泉水は塩酸を主成分としているのも特徴です。
下流の玉川は大墳の強酸性水の流入で酸性が強く「玉川毒水」と呼ばれています。
これが毒水ですね。
ものすごい量の毒水が湧き出ています
温度も沸騰していて100℃ちかくあります
成分は塩酸でできているのでこの近くでは畑の野菜が育たず
魚が酸で死にます。
さらに奥に行くと岩盤浴場が3棟あります。
少し進むと大きめの石がごろごろと転がっています
これが放射線を出す玉川温泉北投石ですね
奥のほうにある3つの屋根付のあずまやが岩盤浴場になります
ついさっき雨が降ってきたので
屋根のある岩盤浴場にはたくさんの人があまやどりしているようです
するととおりすがりのおじいさんが話しかけてきました
「この先の小屋で写真を撮るのはやめたほうがいいよ、有名な人が来ていて揉めるから。」
そういってすぎさっていきました
いったいどういう場所なのか謎は深まるばかりです
この湯気がもくもくと出ている場所からは湯気といっしょに硫化水素という空気よりも重い毒ガスが出ています。
毒ガスが充満していますがゴザを地面に敷いて寝転がっている人たちがいます。
毒ガスは空気よりも重いから地面に寝転がったらヤバイんですが、まあそういう治療法があるようです。
ここに治療に来る人たちは現代の医療に見放された不治の病におかされた人なので多少危険でも治ると信じて岩盤浴をします。
特に治るとか治らないとかそういう結果を求めているわけではないのでしょう。
もう死ぬことは確定していて治らないとわかっているので。
後先短くて残された人生を何をして過ごすかという時に何もしないよりは岩盤浴をしてすごすほうが何もしないよりも心が落ち着きます。
まさに結果よりも経過が大切なんですね。
何をして生きるのか?という部分を考えてしまうなあ。
ここで人が亡くなっています。
道端に毒ガス発生ポイントがあります
こんなところに寝転がるとか怖くて無理っす
黄色い毒ガス発生装置はとても危ない気がします。
ニオイが燃えたあとの花火みたいなニオイで普通の温泉のニオイではありません。
ゴザを敷かないでそのまま寝転がるとズボンや服に穴があいてしまいます。
岩盤浴ゾーンは人が多いので写真は撮れませんでした。
ガン治療で有名な人達が来るという話しもあるくらいだしサングラスをした人が多いですね。
撮影はやめてくれと言われました。
岩盤浴場にはサングラスとマスクと帽子のまま横になっている人や傘をひろげて隠れている感じの人などもいますが、基本的に野戦病院のようなどんよりとした雰囲気でした
服を脱いだのは僕だけのようでほかの人は服を着たままゴザの上に寝転がっています。
服に温泉のにおいがうつってとれなくなるそうなのでボロい服を着てくるのが良いそうです
それでは温泉施設のほうに行って見ましょう。
600円かかりますがPH1.2の源泉100%の風呂には入っておくべきでしょう。
600円でチケットを買って中に入ります。
テレビと椅子がたくさんおいてある休憩所があって
その向かい側が大浴場
奥の廊下を進むと宿泊施設になっています
大浴場に入ると
源泉100パーセントの浴槽
源泉50パーセントの浴槽
木の箱に入って頭だけ出す拷問器のような蒸し風呂
などいろいろあります
源泉100%のお湯はからだ全体がピリピリしてきます。
トイレの洗剤を触ったときの感じと似ていますね。
なんだかやばいのですぐにでましたが皮膚がヒリヒリします
お湯を飲んでみたらレモン水のような味がしました。
なんかもうすべてが未経験で温泉としていいのかどうかよくわからないな。
温泉というよりも雰囲気が病院だ。
明日はこの焼山を登って火山の火口の温泉に入ります。