サビキで豆アジが釣れたら「泳がせ(のませ)釣り」で巨大魚を釣ろう

釣り方

サビキでちいさな豆アジが釣れたら、そのアジをエサに巨大魚を釣る釣り方の事を「泳がせ(のませ)釣り」と言います。

泳がせ(のませ)釣りには3タイプの釣り方があります。

ウキ泳がせ


タックルはウキ釣り系タックルで、近くの中層を狙います。
投げ方はエサが死なないようにアンダースローで優しく投げ入れます。
あとは勝手に泳いでくれるので遠くに投げなくても平気です。

だいたい3号基本で±1くらいのアレンジが個性になります。
磯竿3号ダイワ(Daiwa) 磯竿 スピニング リバティクラブ 磯風 3-53遠投・K 釣り竿
リール3000番ナイロン3号シマノ リール アリビオ 2500 3号糸付
で、
ウキ3号冨士灯器 FF-B3 超高輝度電気ウキ 3号
オモリ2号第一精工 中通シオモリ 2号(絡みと表層に浮くのを防ぐ)
サルカンNTスイベル(N.T.SWIVEL) パワースイベル クロ 4(エサが泳ぐのでサルカンとかのより戻しが必要)
の下に、
ハリス3号丸セイゴ12号がまかつ(Gamakatsu) 糸付 丸セイゴ フック 白 60cm 12号-ハリス3 釣り針
針にアジを刺す。
となります。

サルカンの下の仕掛けをイカ仕掛けにしてイカ釣りにも使えますね。カツイチ(KATSUICHI) イカキャッチャーII IS-12 M

注意しなければならない事は、インターネットのほとんど全ての記事はハリスの長さが1ヒロ~2ヒロと書かれていますが、そんなに長くなくてもいいです
釣具屋で売っているハリス付きの針はだいたいハリス60cmくらいですからね。
1ヒロってだいたい150cmだから2ヒロで300cm、3メートルのハリスが付いた針なんて売ってないです。
つまり、針とハリスは自分で結ぶ事が当たり前だと思っている上級者の書いた記事なんですよ。
サビキ釣りから来た初心者ならハリスに針なんて結べないので60cmのハリスが付いたセイゴ針を使いましょう。
そのぶん、ウキ止めで深さの調整をします。
狙いの深さは中層なのでだいたい海の真ん中の深さに針がくるようにウキ止めを調整します。

エレベーター泳がせ


タックルは投げ釣り系タックルで遠くの青物を狙います。
遠くにオモリを飛ばしてから道糸にスナップサルカンでエサを優しく投入します。

投げ竿25-405ダイワ ロッド プライムサーフ T25-405・W
リール4000番ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17 リバティクラブ 4000
PE3号デュエル(DUEL) PEライン ハードコア X4 300m 1.5号 10m×5色マーキングシステム H3385
オモリ25号景山 六角 1kg詰パック 25号
で遠くにオモリを投げます。そのあと道糸に、
スナップサルカンNTスイベル(N.T.SWIVEL) インタースナップNTパワー クロ 4
ハリス3号丸セイゴ12号がまかつ(Gamakatsu) 糸付 丸セイゴ フック 白 60cm 12号-ハリス3 釣り針
を引っ掛けて、エサのアジをつけて優しく海に落とします。

この釣り方は生きているアジを遠くに仕掛けたい場合のものですね。
最初からアジを針に付けて思い切り投げるとアジが海面に打ち付けられたときに死にます。
なので先にオモリを投げてあとからエサをエレベーターのように運ぶというものですね。
PE3号なら25号のオモリを投げてもほぼ切れません。
PEは擦れに弱いけど、PE3号が擦り切れるほどの大物はまだ釣れてないからラインが切れた事はまだ無いです。

底泳がせ


タックルは投げ釣りタックルでふんわり投げるのもありですが、
モバイルタックルでも遊べるのでモバイルタックルで足元付近の底を狙いますか。

アンダースローのちょいなげでエサが死なないように優しく投入します。

ちょい投げモバイルタックルダイワ(Daiwa) 磯竿 スピニング リバティクラブ ライトパック T 30-270 釣り竿
リール3000番ナイロン3号シマノ リール アリビオ 2500 3号糸付
で、
トリプルサルカンNTスイベル(N.T.SWIVEL) NTパワーヒラメスイベル [固定] ニッケル 4×#5
ハリス6号クレハ(KUREHA) ハリス シーガー エース 60m 6号
ヒラメ針6号がまかつ(Gamakatsu) 管付ヒラメ 白 6号
オモリ10号景山産業 ナス型オモリ パック 10号

ヒラメは歯が鋭いからハリスをガジガジされたり、底なので底の石に擦れたりしてラインが切れる時があるので太めのハリスです。

最初はセットものの仕掛けを買って使ってみたほうがわかりやすいと思います。ハヤブサ(Hayabusa) 堤防ヒラメ 青物でも大丈夫 6-6 HA181-6-6
正直、このちょい投げ底泳がせが一番釣れてますね。
キジハタ(アコウ)・マゴチ・セイゴを釣りました。

ちなみにこのちょい投げモバイルタックル「リバティクラブライトパック」の錘負荷表示は船から落とした時のオモリのめやすで、投げるオモリの目安ではありません。
T30-270という竿だと、船で使うオモリ負荷は20-40号、投げて使うオモリ負荷は10-40gになります。
つまり投げ竿的な錘負荷は3-10号くらいの錘負荷の竿になります。
継ぎも9継ぎで感度が鈍いですが、ぶっこみや泳がせ(のませ)の感度は鈍くてもあまり変わらないので、サビキ竿の隣の2本目の竿にちょうど良い長さ(270cm)と仕舞寸法(45cm)な気がします。

2本目の竿を持っていく事を考えるとやっぱり小さいほうがいいもんなあ。

ハリスについて

泳がせ(のませ)釣りは繊細な釣りではなく、ピコピコ!的なシビアなあわせとかしないで、飲んで竿がブルブルしてからあわせます。
ハリスはフロロでもナイロンでもたいした変わりは無いですね。
どっちでもいいです。

DUELからカーボナイロンというフロロとナイロンのあいのこみたいなラインが発売されてるので足して割ったようなこのラインでいいんじゃないですか。

豆アジを生かしておく為のアイテム


乾電池式のブクブクハピソン(Hapyson) 乾電池式エアーポンプミニ YH-732P
この乾電池式のブクブクで生かして使っていましたが、
夏にクーラーボックス内の温度が高くなって全滅したり、
電池切れでブクブクが切れていて全滅したり、
使っているうちに雨とか潮かぶりとかで動いたり動かなくなったりしました。
「ふむ?いまいち微妙かも。」

と、思って検索したところ、


生かし水汲みバケツというものを見つけました。【アーマード・ヒロ】バッカン バケツ 水汲み 折りたたみ コンパクト メッシュカバー付き ホワイト 20cm
これは水汲みバケツのフタに網が付いていて、豆アジを入れて海に入れておくと豆アジが死なないというスグレモノでした。
バケツにもなるスカリで豆アジが10匹くらい余裕で入ります。
基本的に海に突っ込んでおけば温度は関係ないし、酸素も気にしなくていいので最近はこのバケツを使っていますね。
オモリが付いていないので沈みませんが取っ手がジワジワ沈むので水が汲めます。
海に投げ込むと取っ手が下になって、バケツの底が上を向いて海面にプカプカ浮きました。
網が下になるので海水がうまく入ってきて魚が死にません。

ブクブクよりもこっちのほうが長生きするんじゃないかなあ?どうなんだろうね。

でも海に入れっぱなしにすると、ウツボとかタコが網を食い破ってくるかもしれないからクーラーボックスのブクブクの方が安全といえば安全だよね。

どっちもどっちだけど、まあしばらく生かし水汲みバケツを使ってみよう。

という事でサビキでアジを釣ったら泳がせ(のませ)釣りで巨大魚を釣るよ!またね!

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