清水寺
〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294
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こんにちは宇崎ツカです。
僕はいま、京都府にある清水寺に向かっています。
清水寺には大きな舞台があって、その舞台は地上12メートルの高さの切り立った崖に作られています。
材料は釘を使わない木だけで組まれたもので、奉納の舞などで現在も使われています。
そして清水の舞台から飛び降りるということわざがあるように、
昔の人達はこの舞台から続々と飛び降りていました。
飛び降りて死ねば極楽に行けて、生き残ったら願いがかなう。
というウワサを信じてだいたい明治時代くらいまで飛び降りていました。
あまりにも飛び降りが多いので明治政府が飛び降り禁止!
という命令を1872年に出した事をきっかけに飛び降りが無くなっていきました。
それでも何人か飛び降りていて、
1995年2月に80代の男性が飛び降りて死亡。
2006年5月15日に40代の男性が2人飛び降りて死亡。
2009年9月30日に18代の男性が飛び降りて重症。
などなど飛び降りは今でも続いているようです。
いすれも自殺ではなく願掛けとして飛んでいるようです。
それではバスを降りて清水寺に向かいましょう。
金閣寺からけっこう時間かかったなあ、わりと遠いです。
清水寺に向かう道は細くて観光客でいっぱいです。
みんなゆっくりと歩いているのでなかなか前に進みません。
それにしても女の人が着物を着ているなあ。
外国人観光客のほぼ全員が着物を着ていますね。
着物率高いなあ。
冷やしきゅうりが250円です。
たかだかキュウリが250円とかいったい誰が食べるんだよ?
漬物って書いてあるけど、ごはん付いてないんでしょ。
これって名物なのかなあ、あんまり漬物って気分じゃないし食べなくてもいいか。
そもそも僕は栃木の人間だから漬物とかしょっぱいものに慣れていて京都の味付けが薄くてものたりない。
栃木県は塩分取りすぎで脳卒中で死ぬ人がかなり多いから食事に気をつけないといけないんだけど、
塩の辛さがたまらなく欲しくなるというか薄味の食い物は食が進まない。
食っているきがしないというか生きている感じが得られないというか、
とにかく薄味のものを食べると現実世界との繋がりが薄くなる気がして元気が出ないんだよなあ。
と、思っていたら生八つ橋の試食ドウゾー!お茶もあるよ!
という事で生八つ橋をもらってもぐもぐ食べた、うまい!
やっぱり味がしっかりした甘いものを食べると元気が出るなあ。
でも生八つ橋を一箱なんて食べきれないし、試食を食うだけ食って買わずに無言で立ち去りました。
お扇子1000円と書いてあります。
このへんだと扇子のことを、お扇子って言うのかな?
安いものは1000円ですが、奥にある扇子は6000円くらいでとても上品なものがたくさんありました。
やっすい扇子でいいから日本一(日の丸)みたいなダセェ扇子が欲しいです。
お坊さんが何かの呪文を唱えています。
日々の結界強化をしているようです。
暑いのにたいへんな仕事ですね。
こうやって京都の平和が守られているのだ。
ショップがたくさんある細い道の突き当りまで来ると赤い門が見えてきました。
修学旅行の人たちでいっぱいです。
その奥には胎内くぐりができるお寺がありましたが、先に清水寺の舞台を見に行きましょう。
チケットは400円です。
そんなに並んでないのですぐに買えました。
さっそく清水の舞台を見に行きましょう。
入場口からはいります。
ふと左を見ると笑ゥせぇるすまんの喪黒福造を真っ黒くした、みたいな黒い人がいました。
大黒天と書かれています。
大黒天だからってこんなに真っ黒にしなくてもいいのになあ。
黒ゴマですよ。
右側には鉄下駄と鉄の錫杖が展示されています。
もちあげてみましたが物凄く重くてびっくりしました。
こんなに重い靴をはいて歩くとか無理だし、
物凄く重い錫杖でこんなものを担いであるくとかどんな筋肉してたんだろうなあ。
これ本当の使ったのか謎である。
そして清水の舞台に着きました!
飛び降り対策の網とかフェンスとかまったく何もありません。
浮世絵で「清水舞台より飛ぶ女」という絵画があって、
傘を開いて飛び降りると恋愛が成功するという伝説を信じて、
女性が傘をひらいてフワフワと飛び降りて死んだと言われています。
メリーポピンズじゃないんだから傘で空が飛べるわけないだろ。
清水寺成就院日記という本の翻刻の第1巻に1694年から1864の飛び降りは234件で、年間平均は1.6件。と書かれています。
そのう35人が死亡。
昔は地面がフカフカで木がたくさん生い茂っていたから、
木にしがみつけば死ななかったようです。
男女比は7:3で最年少12歳の最高齢80代。
10〜20歳代が全体の73%となっている。
男性の方が多いとはこれまたどういう事なんだろうな。
俺は死なずに木に飛び移れるから見とけよダイブ!みたいな感じだったのか。
謎は深まるなあ。
本堂の中に入って鐘を叩いて来ました。
ゴーンという音がして響き渡りました。
清水の舞台から出て、奥に移動すると地主神社という恋愛の神社がありました。
けっこう人が多いです。
そして物凄く派手である。
なんなのこの光る看板と装飾。
お祭りかよ。
恋愛の石という石があります。
この石が真後ろにもうひとつあって、
目をつぶってこの石から反対側にある石までたどり着いたら恋愛が成就するという伝説がありますが、
人が多すぎて目をつぶって歩けません。
いちばん奥にはおかげ明神という場所があって、
牛の刻参りに使われていたのろい杉が後ろにあるそうですよ。
こちらが呪いのわら人形をうちこんだ釘の痕です。
うわあ、怖いです。
という感じで地主神社をまわりました。
そして下り坂を降りていくと水が流れている場所がありました。
これが清水ですね。
この清い湧き水が出るからここは清水寺と言われるようになりました。
清水寺が清水寺である理由です。
なんだか外国人観光客が水をゴクゴク飲んでいますが大丈夫なのかなあ?
僕はちょっとこれは飲みたくないですね。
そうそう、胎内めぐりするのを忘れていました。
あれ?閉まってる、誰もいない・・・
4時までだったあー!
残念、閉まってたあー!!!
あー、時間見てなかったなあ、ていうかひとつひとつの寺が広いから時間が足りない。
金閣寺と清水寺をみたらもう暗くなってしまう。
これから伏見稲荷にいこうと思ってたんだけど、
ちょっと時間的に無理な気がするなあ。
どうしようかな?伏見稲荷はあしたにするか。
今日は戻って寝ようかな。
そうだなあ、伏見稲荷は明日にする、
となると今日どうするか?
まだ時間があるから八坂神社に歩いて、祇園とか四条方面に歩いてみようかな。