近所のおじいちゃんの小屋に行った話

田舎暮らし

僕がガンガン爆音でカナヅチで屋根をうちつけているのを見ていたおじいちゃんが近寄ってきて
「これじゃ風で飛ばされるぞ俺の小屋見ろ」
て言ってきてさ
ん?おじいちゃん今なんて言ったの?って思って
歯が無くて聞きづらいのと栃木弁のイントネーションのダブルで聞き取りにくいのね
翻訳すると
「ついてこい」
って言ってるぽいのでおじいちゃんの農業小屋に行ってみたんだ

けっこうでかかった
天井は高さ4Mくらいで10尺(約3M)のポリカーボネイト波板を右屋根と左屋根に乗せていて
中央に「∧」って感じのポリカーボネイト波板パーツを打ち付けていた
幅は5Mくらいあったかな
単管パイプで骨組みして垂木は4.5ミリの四角形のものだった
地面には木製すのこが敷いてあってけっこう綺麗になってたな

やっぱウッドデッキというかそこまで本気のものでなくてもいいからすのこ的なものは必要かなあ
泥まみれるのは嫌だしな
僕の作ったDIYテラスはいまのところ屋根ができて直接に雨はかぶらなくなったけど地面の高さがちょっと低い場所があって
そこに水溜りができるから土盛って水たまりなくしてからパレット置きたいな
作ったDIYテラスの屋根は7尺(約2M)を2枚くっつけて4Mにしたものだけど
10尺(約3M)を1枚で作った方が値段的にも作業的にも強度も一番良いみたいだな
7尺を選択したのは僕が材料を良く見てなかったせいだね
脳内イメージ優先の設計図で作ると7尺2枚とか使ってしまうから強度が落ちたような気がする
次に何か屋根を作るような事があれば10尺メインで作ろうかな
でも後悔はしてないぞ
脳内イメージどうりのものができたから
ぶっ壊れても満足できてるから後悔すらしないと思うな

でまあ骨組みというか作りはしっかりしていたからいいもん見れたよね
天井から視線を水平に向けたらなんかゴボゴボしたでっけえタンクが20個くらい置いてあるの
奥に行くと薄暗くてタンクいっぱいでね
なんすかこれ?ぐつぐつ言ってますけど大丈夫ですかこれ?って聞いたら
おううにゃうにゃうにゃだって言ってたんだけど翻訳すると
「肥料作ってるんだ」
っておじいちゃん答えた
醗酵してたっぽいからまあ今はやりの酵素ドリンクみたいなものであると思われる

そして会話した内容は
交通事故おこして全部無くなって
養鶏場やったら病気でニワトリ全滅で
蜂蜜やったらミツバチ帰ってこなくなって倒産
野菜が甘くなる酵素開発で大成功したけど今までの借金とプラマイゼロで
今また肥料開発してる80歳
って感じだったよ
本当はもっとたくさんしゃべってたけどうにゃうにゃうにゃって感じでようわからなかった
ふかし話かもしれないからまあ話半分だとしても
そうとうハードだなあって思った

ぶっきらぼうだけどわりと優しいおじいちゃんて感じだな
「すげーだろ」
って言ってるみたいだからマジすげーっすかっこいいっす最高ですねって答えた
おじいちゃんはとてもいい気分のようである
べつにお世辞ではなく小屋の屋根は頑丈で良い出来栄えだったしな

今のところ特にトラブルも無く普通にやっていけてるような気がする

 




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