こんにちは宇崎ツカです。
しとめたイノシシが重くて持てないので、その場で解体して美味しいところだけ持っていきましょうか。
だいたいのイノシシの解体のしかたを載せますね。
内臓を取り出す為に肛門周辺をえぐる必要があるので股を割ります。
うんこが飛び散らないように肛門を尻肉からえぐり取ります。
イノシシが死ぬと肛門の筋肉が緩くなるので糞が出ます、
肛門付近の腸を腹の中から掴んでうんこを大腸にしごき戻すか外にしごき出すかのどちらかをして、
とにかくモモ肉がうんこまみれにならないようにします。
あまりうんこについて書いてある日記とか無いからはじめて解体した時にクソまみれになってドン引きしたよ。
はじめての時に物凄く獣くさいと思ったのはこのうんこ処理ができてなかったからであって、
内臓を傷つけづにうんこ処理がきちんとできていれば、
たいして獣くさく無い事がわかりました。
内臓を取り出します。
胃袋の奥のほうから膜で背骨と繋がっているので、膜を切りながら内臓を出します。
胃袋の中身は白菜とミカンがパンパンに詰まっていました。
山のふもとの畑をかなり食い荒らしているようですね。
それにしても木の上のミカンとか食べるのかな?
イノシシって土を掘り返して地面の下のものを食べるイメージしかなかったから、
木登りして果物を食べるとは思わなかった。
果物を食べるのは首の長い鹿だと思ってたよ。
イノシシってほんとうに何でも食べるよね。
心臓は中にゼリー状の血が固まっているので切って中の血をかきだします。
血の塊を食べると本当にまずいです。
ここで心臓を割って血だまりをかき出すとかなり美味しく食べられます。
以上で解体ができました。
それ以外は穴を掘って埋めます。
山の土は木の根っこだらけで掘るのがかなり厄介です。
軸が木のスコップとか折り畳みのスコップを使っていましたが、結局折れて壊れてしまいました。
少し重いですが最近は金属のスコップを使っています。
以上でお肉が確保できました。