高野山 奥の院
〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山550 金剛峯寺
出店先: 金剛峯寺
koyasan.or.jp
0736-56-2002
【ユーチューブ】
こんにちは宇崎ツカです。
僕はいま、和歌山県にある高野山の奥の院に来ています。
高野山とはお寺がいっぱいある山で、
有名なお寺は弘法大師(海空)のお寺である、奥の院というお寺が特別な聖域になっています。
高野山に行く、というとだいたいこの奥の院に行くという意味ですね。
たくさんあるその他もろもろのお寺に宿泊できて、
精進料理が食べられて、坊さんの修行のまね事も体験できるという宿坊プランが繁盛しているそうです。
和歌山の南側から山越えのルートで来たので、直接、奥の院に着きました。
駐車場はとても広くて二階建てのスペースもあります。
ここの駐車場は無料で24時間開いているそうです。
何時までで閉まるという事は無いのでゆっくり高野山を楽しめますね。
おおきめのトイレがあります。
けっこう長めのドライブだったのでトイレにいってから奥の院へ向かいましょう。
駐車場から道路を渡るとすぐに奥の院への参道になっています。
左右に石の大きな柱が立っていて横断歩道を渡るとすぐに石の道になってますね。
左側には大きな看板に地図が書いてあります。
右側には高野山ショップがあって、高野山オリジナルキャラクターのこうやくんという萌え坊主キャラクターのグッズが売られています。
この写真の中央に写っている袈裟をかぶった坊主のキャラクターがこうやくんです、
背景からとても浮いていて、コラージュ写真のように見えました。
扇子・ストラップ・プレートなどの商品展開をしていますが売れるのかなあ?
こうやくんじゃなくて、弘法くんとか空海くんとかのほうが売れそうな気がするけどね。
しばらく進みます。
石畳の道を進んでいくと右側にロケットが建っていました。
不発ロケットの慰霊碑のようです。
白アリ駆除業者がしろあり慰霊碑を建てていました。
衝撃的ですね。
仏教の教えに生き物をぶっ殺すなとかあったような気がするけど、
しろありの慰霊碑を作るが、現在進行形でしろありを殺戮しまくるしこの先もしろありを殺す。
だけど、仏教の寺に慰霊碑を建てる。
しろありを供養するけど殺す。供養するけどまた新しいしろありを殺す。
ぐるぐるぐるぐる回り続ける。
これが輪廻の輪というもので、人はこの矛盾の輪に苦しみ続ける。
ああ。この輪廻の輪から出たい、解脱したい。
と思ったのが仏陀というか仏教のはじまりみたいな感じだっけか。
深いなあ。
そしてシャープの慰霊碑がある。
このあいだ中国に売却されたから供養してるのかな?
これもまた深いなあ。
コーヒーの慰霊碑がありました。
さすがにコーヒーは死なないでしょ。
なんでまたコーヒーなんだろうね?
うちのコーヒーには魂があるという事なんだろうか。
ほかにもたくさんのお墓や慰霊碑がありますが、たくさんありすぎて細かく見ていられません。
すると看板がありました。
ここは弘法大師様がお住まいになる聖地です!
住んでるって、もう死んでるでしょ。
どういう事なの?生きてるの?いやいや、さすがに無理があるでしょって。
というか、生きているって設定なのかな。
宗教の始祖って死ねないんだな。
たくさんあるお墓のその奥には休憩所がありました。
ちょっと疲れたのでよっていきましょう。
建物の中は教会のようなイスの配置になっていて、
奥の真ん中に説法をする坊さんのイスがあって、それをみんなで聞けるように長い椅子が配置されています。
その奥にお茶を沸かしている坊さんがいて、温かいお茶が飲み放題です。
はー。
なんだろう、駐車場無料、説法を無料で聞けて、温かいお茶も無料、休憩の椅子も無料、拝観料無料。
よく考えたらものすごく良い場所だな。
寺は金に汚いと思っていたけれど、高野山は金よこせって雰囲気がしない。
高野山ショップでお守りとかオフダを売っています。
その横では仏像に水をぶっかけまくっています。
かなり景気良く水をぶちまけまくっていてちょっと驚いた。
でも思い切り水をぶちまけないと仏像の背が高くて水が届かないからまあ仕方が無いですね。
僕も思い切り水をぶちまけてきました。
さらに進むと大きな橋がありました。
この橋の向こうに弘法大師様が住んでいるという奥の院という建物があります。
ですが、ここから奥は、会話・録画・録音・電波・飲食・煙草・帽子が禁止なので、写真が撮れませんでした。
とりあえず突き当たりの建物まで行くと普通のお寺でした。
左側からお寺の裏にまわれます、と書いてあったので裏にまわると、
そこには10人くらいの僧侶のコスプレをしたにわか集団とガチ僧侶のリーダー1人という集団が呪文を唱えていました。
お寺の裏にある、なにか小さな部屋のような扉に向かって呪文を唱えています。
いったいナニをしているのか?
どうやら、この小さな部屋の中に弘法大師様が住んでいて、
僧侶の体験ツアーの人達がリーダーの僧侶ガイドに連れられてここにいるようなシーンのようです。
しばらく眺めていましたが呪文の詠唱が長すぎていつまでも終わらないので移動しました。
帰り道の橋の手前に、おもかる石、という石があると書いてあるのでちょっと寄ってみます。
そこには石が置いてあって、罪の重い人は石が重くてあがらず、善人は石が軽くてひょいと持ち上がるという話です。
いざ石をもちあげたところ、すんげえ重いけど、もちあげることができました。
俺は大丈夫なようです。
が、
気を抜いたら途中で重くなって力が抜けて石と床の間に指を挟んでしまいました。
ぐはっ!
あぶねえ、エンコ詰めて帰りの運転ができなくなるところだった。
とにかくもちあげる事ができたぞ!
戻ろう。
帰りもたくさんの墓があります。
神社の鳥居とかの墓もあるんですね。
お寺だけど、神もいるという場所です。
とても聖なるパワーが満ち溢れている場所でした。
お寺に泊まって精進料理食べようと思ったら、受付が終了していました。
うわあマジか終わってる。
24時間開いてる駐車場だけど、さすがにここに車中泊するのも気が引けるかなあ。
あんまり悩んでいると暗くなって結局動けなくなるから、
ここはまだ太陽がでている間に下山しちゃいましょう。
お寺に泊まれないしな。
おみやげ屋さんで高野豆腐とごま豆腐を買いました。
さらば高野山。
高野山のふもとにやきもちという、名物があるので食べてみました。
いっこ120円です。
大福もちを押しつぶしてせんべいのような形に平べったくしたものを軽く焼いた感じのお菓子です。
甘くてうまい!
今日は運転で疲れたから染み渡るねえ。
さて、今日もよく走ったな。
道の駅の紀ノ川万里の里で寝ます、おやすみなさい。