日本, 〒790-0008 愛媛県松山市丸之内1
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四国の愛媛県にある現存12天守の松山城に来ています。
・・・というか方向音痴なのでかなり遠くにある裏門のほうに来てしまいました。
正門にはロープウェイがあって大きな階段もあり、看板も大きく出ていて賑やかなんですが、どういうわけか手前の信号で曲がってしまい、大通りを通って松山城の横をぐるりと回りこんで山の正反対の裏口に来てしまいました。
ぐぬぬ?
まあでも戻るのも癪だし、ここからでも入れるみたいなのでここから登っていきましょうか。
蚊がとても多いです。
ちょっと足を止めて景色の良い写真を撮ろうとすると蚊に刺されまくります。
地面は急な坂になっている泥の地面で、雨が川のようになって泥と混ざりながら流れてきます。
ぬかるんで、サンダルの底に泥がくっついてとても重いですね。
落ちている葉っぱで滑ります。
やっぱり正面玄関のほうから入ったほうがいいなあ、裏道はあんまり良くない。
わーいついたぞ!
と、思ったけどそういえば裏側から来たから回り込まないと入り口に入れないんだった。
坂の上に天守が見えますね。
門があるので行ってみましょう。
合戦になったら、この穴から鉄砲で撃つんですね。
チケット売り場で510円の入場チケットを購入します。
門の場所から下を見ると人が階段を登ってくるのがはっきりとわかります。
これはあっという間に狙い撃ちされてしまう構造になっていますよ。
城の防御って凄いんだな。
門の奥には太鼓ヤグラという建物があって、太鼓を叩いて音で通信していました。ここは通信室みたいですね。
太鼓ヤグラからの眺めはとても良くて、人がどっちがわから来るのかわかるようになっていました。
その奥にさらに鉄で補強された巨大な門があって、その門をくぐると場内になっています。
奥にある狭いところが玄関みたいですね。
城はこんなにでかいのに、思ったよりも入り口が狭いな。
まるで学校の玄関みたいな広さだなあ。
ここから見張りをして侵入者を見つけたらみんなに知らせるんですね。
4メートルもある槍の柄が展示されています、4メートルの槍なんて重くて持てないな。
日本刀とかナギナタの先端とかが飾られています。
持ち運びがたいへんだから槍とかナギナタはあまり使わないようなイメージがありますが、防衛のときは槍とかナギナタがかなり有利なのでたくさん残ってるみたいです。
かわいい兜だな、と思ったら、小鳥ではなくシャチホコみたいな飾りでした。
他にもちょんまげカツラとか兜とかが置いてあって、あおいの御門を背景に写真が撮れるようになっています。
よく見ればクサリを服に縫い付けてますね。
クサリのみでつくるものかと思ってましたが、縫い付けるものなんですかね。
へえ。
なんだか白いテントが見えます。
人が多いのでかえりにちょっとよってきますか。
合戦の時はこっち側からしか敵が攻めてきません、なぜかというと、後ろに道後温泉があるからです。
戦争で勝ったら温泉に入りたいから温泉は綺麗なままにしておきたいでしょ。
勝った時にちみどろの温泉とか入りたくないから、道後温泉は戦争に巻き込まれずに古い建物が残ってる。
町の名前も、鉄砲町とかは本当に鉄砲を作っていた職人の町なのでそのまんまの名前がついたそうですよ。