箱罠でイノシシを捕まえたので槍で駆除しまた。
これから罠猟をはじめたいと思っている人の為に槍の使い方を書き留めておく事にするよ。
僕はソロ猟師だからひとりで罠だけやろうかなって思ってる人は読んでね。
まずはイノシシを罠で捕まえます。
捕まったイノシシはものすごく全力で暴れます。
そのうち疲れて動かなくなるんじゃないかなと思ったけどそんなことはなかった。
このイノシシは鉄格子に体当たりしまくっていて見つけた時すでに鼻から血がでていました。
イノシシはまず頭突きしてきて、そのあと下顎の牙でしゃくりあげます。
とても危険です。
そのへんに落ちている木の棒やスコップで眉間を叩いても全然怯みません。
脳がある場所は耳の上だからかなり頭の奥を叩かないと首が衝撃を吸収してしまい効果が無いのです。
①弱点は耳の後ろ。
打撃、切断ともに耳の後ろあたりが弱点です。
他は脂肪が邪魔で、刺しても効果は薄いです。
腹を刺して腸が出ても元気なままです。ぞっとします。
②槍は縦に構える。
横に構えると頭蓋骨や肩の骨や首の骨で滑って刺さりにくいので縦に構えて首の骨と骨の間に槍を滑り込ませます。
心臓狙いの場合も肋骨と肋骨の隙間を狙うから縦に構えないと滑って刺さりにくいです。
③刺すより速く抜く。
刺した感触はグニって感じなのであんまり刺してやりましたって気がしません。
刺したあとに押して追撃したくなりますが、ここで押すとイノシシが反撃してきます。
刺したまま暴れられると簡単に槍が曲がってしまうので全力で引き抜きましょう。
抜けば多少なりとも血が出るので弱っていきます。
血が出ないと弱りません。
浅く刺さっても構わず引き抜きましょう。
槍さえまがらなければ何度でもチャンスはあります、深追い禁止です。
耳の後ろにヒットすると倒れて痙攣して血がドバドバ出ます。
心臓を傷付けていないので心臓のポンプが血液を出します。
血抜きはこれでだいたいオッケーです。
あとは食べるところを切って食べないところはゴミ焼却場に持っていって燃やして貰います。
地域によっては燃やしてくれない場所もあるので事前に確認しておきましょう。
弱りきって餓死寸前までほうっておく人もいますが安全の為ならそれもありかなって思います。
僕はすぐにやってしまいますがね。
足がひざ間接からひきちぎれる寸前まで放置とか餓死寸前まで放置して弱りきった獲物を狙って、
首をもちあげるのがせいいいっぱいのような状況にしておいてさらにその辺の木の棒で殴ってまったく動かなくなったところにナイフで心臓をひとつきする。
というようなやり方が危険を回避する賢いやり方だと思います。
怪我したらたいへんだから怪我しないようにね。