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こんにちは宇崎ツカです。
今回は斧と包丁を砥ぎます。

斧は完全になまくら状態なので刃の部分をグラインダーで削り出します。

包丁は獣の解体でだいぶ欠けてしまっていてまったく切れないので、

いちど、全部なめらかに削ってかたちを整えてから、
刃を削り出して砥石でキンキンに砥ぎます。
正直、このくらい深く欠けてしまうと買いなおしたほうが良いと思いますが、
砥ぎなおしてみてダメだったら捨てましょうか。
単管パイプを切断する為に購入したディスクグラインダーを使って刃を削り出しましょう。
ディスクグラインダーには切断ディスクと研磨ディスクがあります。
ほかにも先端のアタッチメントを交換する事によっていろいろな効果を得られますが、
今回は研磨ディスクで斧を削ります。

だいたい刃ができました。

これでだいぶ切れるようになったと思います。
そもそも斧はなまくらくらいがちょうどいいと思いますが、
この斧の用途はイノシシやシカの股間の骨を叩き折って大腸を傷つけずに摘出する為に使うものなので、
そんなにキンキンに砥がなくても大丈夫です。
とりあえず試しに薪割りしてみましょう。

今日の朝に山を歩いた時に倒木が道をふさいでいたので、
その倒木を切ってもってきたものを叩き切ろうと思います。
まっぷたつに割れたのでまあ大丈夫かな。

さてそれではガタガタになってノコギリ状態の出刃包丁をならしますか。

完全になまくらになってしまいますが、
ガタガタ状態ではまったく使えないのでガタガタがなくなるまで削り取っていきます。

刃がなくなってただの鋼の板きれになってしまいましたが、
切っ先までなめらかになりました。

つぎは刃にエッジをつけて鋭くけずりだしていきます。

これは良く削りだせましたよ!

でもなんか、そうとう小さくなってしまったなあ・・・
幅が一センチくらい減ってる気がする、悲しい。
刃物はいろいろなものがありまして、
特にもち手が大切な要素で、自分の手にしっくりくる刃物というものがなかなか無いのですよ。
短いと力が入らないし、長いと使いづらいし、この包丁のもつとこの長さくらいがちょうど良いです。
また刃物を探すのもかったるいのでできればこの包丁が使いたいなあ。
そして砥石でキンキンに研ぎます。

では新聞紙でちゃんと砥げているか確認しましょう。
新聞紙に引っかからずスパーと斬れれば成功です。
スパー。

よし。成功しました。
ガタガタのノコギリ状態だった包丁が完全に復活しました!
これでさくさく切れますね。
旅行で釣りをしたらこの包丁でさばこうと思います。

