Q.道の駅で車中泊した時の職質で銃刀法違反で逮捕されない刃物は?
A.刃体の長さが8センチ以下のハサミがいいですね。オススメは、ダイソーのコンパクトカニハサミ。
ナイフがいいなら刃体の長さが6センチ以下のナイフですね。オススメはモーラナイフのエルドリス。
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さやに入れても16.5センチ。狭い車内でもわりと便利に使えます。
「刃渡り」と「刃体の長さ」は違います。
「刃渡り」は刃の切れるところの長さで、「刃体の長さ」は刃の切れるところ(刃渡り)と刃の切れないところ(まち)を合わせた長さです。
この出刃包丁で言えば、刃渡り15センチ、刃体の長さ16センチ、になります。
たいていの刃物は「刃渡り」より「刃体の長さ」の方が長いので「刃渡り6センチ」の商品を買うと「刃体の長さ7.3センチ」くらいになります。
気をつけないと逮捕です。
基本的にカギ付きの箱の中にまな板といっしょに入れておきます。
中身を確認された時に調理で使うと言えば警察官に納得してもらいやすいです。(どうしても納得してくれない警察官もいます。)
Amazonでカギ付き工具箱が3000円くらいで売っています。
これの中にしまうだけで逮捕される可能性が低くなるので車中泊旅行するなら最低限カギ付きの工具箱くらいは用意しておくのは常識です。
銃砲刀剣類所持等取締法第22条は、刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物については、「何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない。」と書いてあります。
正当な理由の正当か正当じゃないかは警察官が決めるので、揉めないように刃体の長さ6センチ以下にしておくのが無難です。
銃刀法の携帯とは、
自宅又は居室以外の場所で刃物を手に持ち、あるいは身体に帯びる等して、これを直ちに使用し得る状態で身辺に置くことをいい、かつ、その状態が多少継続することをいうとされています。
なのでカギ付きの箱に入れておけば直ちに使用し得る状態ではないので刃物の携帯とは言いづらいようです。
逮捕される可能性は低くなります。(可能性が低くなるだけであって警察官がどうしてもダメと言ったら逮捕です。)
銃刀法違反にならない刃物は以下。
○刃体の長さが6センチ以下の刃物。
◯例外として、第22条ただし書で、刃体の長さが8センチメートル以下の刃物で携帯が認められるものとして、施行令第37条に
〇刃体の先端部が著しく鋭く、かつ、刃が鋭利なはさみ以外のはさみ
〇折りたたみ式のナイフであって、刃体の幅が1.5センチメートルを、刃体の厚みが0.25センチメートルをそれぞれ超えず、かつ、開刃した刃体をさやに固定させる装置を有しないもの
〇法第22条の内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが8センチメートル以下のくだものナイフであって、刃体の厚みが0.15センチメートルを超えず、かつ、刃体の先端部が丸みを帯びているもの
〇法第22条の内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが7センチメートル以下の切出しであって、刃体の幅が2センチメートルを、刃体の厚みが0.2センチメートルをそれぞれ超えないもの
100均の普通のキッチンハサミは長いので銃刀法違反です。
丸い金具の中心から先端までの長さが8センチ以下でないとダメ。
このハサミは刃体の長さ10センチなので銃刀法違反になります。
全ての刃物と工具と鉄っぽいものは警察官の裁量しだいで軽犯罪法違反になるので持たない方が良いですね。
毎回カギ付きボックスの中にしまう事をオススメします。
こんにちは宇崎ツカです。
道の駅で車中泊すると夜に警察官が職務質問をしてきます。
道の駅は商業施設・休憩施設・地域振興施設等が一体となった道路施設です。
道の駅の駐車場は私有地ではないので道路と同じ扱いとして警察が職務質問しにきます。
なので道の駅での職質で車内で刃物が見つかると逮捕される可能性があります。
日本一周の車中泊旅行で50回以上くらい職質された経験から、
逮捕されないように車中泊する注意事項を書いておきます。
まず、職務質問をされたあなたは犯罪者として疑われています。
被疑者ですから疑いを晴らさなければ犯人として逮捕されてしまいます。
あなたは話をする前から疑わしい危険で反社会的な被疑者なんですから反抗的な言動は辞めたほうがいいですね。
窓コンコンから始まり、
「どこに行きますか?なぜここに?」などの目的を聞かれます。
僕は「釣りキャンプ旅行してます。」「次の目的地は◯◯キャンプ場です。」と答えました。
ここで、キャンプ、釣り、登山他アウトドアに行く途中の人は、きちんと目的地を答えておくと刃物がある正当な理由になります。
道の駅で車中泊するため、では、目的地が道の駅の駐車場なのでアウトドア目的とは言いずらいようです。(RVパーク省く)
まあ常識的に考えて、駐車場では刃物を積んだ車に寝泊りしている人がいたら怪しいと思うんじゃないですかね。
キャンピングカーであっても刃物がある正当な理由にはなりません。
道の駅はキャンプ場ではありませんからね。(RVパーク省く)
僕は「海釣りやキャンプの旅行が目的で移動中に眠くて道の駅で寝てました。」という状況です。
「運転免許見せてください。」と必ず言われます。
「はいどうぞ。」と、免許を見せます。
「ナイフとか持っていますか?」と必ず聞かれます。
「釣りキャンプの調理ナイフがカギ付きの箱の中にあります」と答えます。
ナイフを持っている人は正直に調理ナイフを持っている事を伝えます。
刃体の長さ6センチ以下の刃物なら、カギ付きの工具箱に入っていれば特に問題ないです。
刃体の長さ6センチこえるもの、刃渡り15センチ以下の刃物の場合、多少揉めるかもしれません、警察官の判断で逮捕もありえます。
刃渡り15センチこえるものの刃物の場合は所持が禁止されているので箱に入っていてもいなくても有る事じたいが犯罪です。現行犯逮捕もあり得ます。弁護士案件です。
「ダッシュボード開けてください。」と必ず言われるのでダッシュボードを開けます。
絶対にチェックされるので車検証などの書類以外は何も入れないようにします。
ここに刃物やハサミとか工具などドライバーや懐中電灯などの鉄っぽい物を入れておくと銃刀法違反ではなく軽犯罪法違反で逮捕される可能性がかなり上がります。
車中泊でダッシュボードに金属を入れるなんて逮捕してくださいと言っているようなものです。
もう一度言うけどダッシュボードには金属を入れないでね。
絶対に調べるから。
ダッシュボードの中にガムテープでビニールに入れたヒューズ貼り付けてたら「これ何?麻薬?」って言われて取り押さえられて、中身を確認するまでピンチだったよ。
職質で毎回毎回必ず100%絶対に調べるから!
ダッシュボードだけは本当にヤバいので車検証以外入れない方がいいです。
「うしろ開けてください。」と言われるのでハッチバックを開けます。
荷物は収納ボックスに入っているので特に何も言われません。
「この箱は何ですか?」と聞かれるので「着替えとか食器です。」と答えました。
中身を見せてと言われたことは一度もないです。
フタ付きの箱に入ったものはあまり見ない?ようです?
釣り具のツールボックスの中も一度も見られたことは無いですね。
まあ釣り具のツールボックスの中の刃物なら釣りに使うという正当な理由になるし特に問題無いようです。
これで職務質問は終了です。
どんなに短い包丁でも短い十得ナイフでも、箱に入れずに、車内やダッシュボードやトランクにあれば軽犯罪法違反で逮捕される可能性があります。
全ての刃物を含む鉄っぽい物を車に積む事じたいが軽犯罪法違反という犯罪になるかもしれません。
警察官の判断しだいです。
なるべく良い態度で対応して絶対に逮捕されないようにしましょう。
カギ付きの箱に入れておくと逮捕される可能性が低くなります。
どんなに気をつけていても警察官の判断しだいで逮捕されます。
とにかく絶対に逮捕されないようにしましょう。
長い刃物は車に積まない方がいいですね。
おっと、カギ付きの箱の中に家で使っている刃渡り15センチを越える包丁を入れていませんか?
実は刃渡り15センチこえるものの刃物は持っている事じたいが犯罪です。
カギ付きの箱に入れようが入れまいが逮捕されます。
どこの家庭にもある刃渡り18センチの包丁なんだけと車中泊で持って行ったらダメなの?って思うでしょう?
所持禁止と書いてあるのてダメですね。
家に刃渡り15センチこえるものの包丁があるのは当たり前ですが、車に刃渡り15センチこえるものの包丁があるのはおかしいと言われます。
警察官から見たあなたは怪しい危険な被疑者である事を自覚してください。
潔白を証明しないと逮捕されますよ。
カギ付きの箱の中に入れて持っていくとしても刃渡り15センチ以下の包丁にしておいたほうがいいですね。
というか刃体の長さ6センチ以下のナイフにしておいた方が揉めません。
深夜の道の駅の駐車場で他県ナンバーの車の中に刃物があったら、そりゃあ犯罪を疑っても仕方がないですよ。
キャンプ場のテントの中ではなく駐車場ですからね。
おっと、職務質問が終わったから油断しましたね?
残念。
違うパトカーが来ました。
本日二度目の職務質問が始まります。
パトロールは時間差で別の警察官がやってくるんですよ。
なので全く同じ事をもう一度繰り返します。
今夜は眠れないな。
ちなみに眠すぎて無視して寝続けた時はライトで照らされまくってノックをされ続けましたが疲れていたので寝てしまいました。
警察官も深夜だとさすがに諦める時もあるようなので深夜なら寝てれば諦めてくれるかもしれません。
以下、よくある質問になります。
Q:オピネルの折り畳みナイフ#6(刃体の長さ7.3センチ)は銃刀法違反ですか?
A:(二)折りたたみナイフ
刃体の長さ8cm以下で、幅が1・5cm、厚みが0・25cmをこえないもので、開刃した刃体をさやに固定させる装置のないもの
となってます。
幅が1.5センチを超えているオピネルの折り畳みナイフの携帯は銃刀法違反です。
さらにオピネルの折り畳みナイフの#6からは刃を固定する機能があるので携帯は銃刀法違反です。
オピネルの#5以下の小さなものは固定機能が無いですが、幅のスペックが不明なのでよくわかりません。幅が1.5センチ以下のものなら大丈夫です。
オピネルの折り畳みナイフ#6以上のユーザーさんは銃刀法違反になる刃物だという事を覚えておいた方が良いですね。
道の駅とかの駐車場で持っていると銃刀法違反です。
移動の車内ではカギ付きの箱に入れて運び、キャンプ場内とか釣り場でのみ使ったほうがいいです。
他の折り畳みナイフについては実際に測ってみて判断してください。
Q:えっ!?じゃあナイフは何を買えばいいの?
A:ナイフを含む金属製品は全て軽犯罪法違反の対象です。カギ付きの箱に入れましょう。
銃刀法違反にならないナイフはこちら
モーラ・ナイフ エルドリス
https://amzn.to/35aEmyT
これは、
ブレード素材:ステンレススチール ハンドル素材:TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
刃体の長さ:約5.9cm 全長:約14.3cm 刃厚:約2.0mm 重量:約80g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース、ファイヤースターター、パラコード、セカンダリーロッキング
刃体の長さ:約5.9cmなので銃刀法違反にならないナイフです。(実測、5.5センチ。っ短いよ)
ギリギリのラインをわかっている銃刀法対策されたナイフですね。
これは安心です。
でも首飾りにして街を歩くと軽犯罪法違反になるので注意してください。
Q:カッターナイフは6センチ以下に折っておけば銃刀法違反にならない?
A:はい。なりません。
替刃を6センチ以下に折っておきましょう。
お互い逮捕されない車中泊ライフを目指しましょう。
追記。
キャンプ用のナイフはホムセンの駐車場では銃刀法違反です。
2021年にキャンプブームが来ました。
初心者キャンパーさんが銃刀法違反のナイフを持ってキャンプに向かいます。
キャンプでナイフを使うのは正当な理由なのでオッケーですが、途中でホームセンターに寄って炭などを買いますよね。
その時に職質されてナイフが銃刀法違反なので逮捕される事案が増えています。
お気をつけください。