那智の滝
〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
town.nachikatsuura.wakayama.jp
0735-52-0555
【ユーチューブ】
こんにちは宇崎ツカです。
僕は今、和歌山県の大門駐車場に来ています。
大門駐車場とは山のふもとにある無料駐車場で、熊野古道の入り口があります。
その熊野古道を登ると那智の滝があります。
那智の滝からさらに階段を登ると熊野那智大社があって、
その奥にあるおみやげ屋さんで那智黒というキャンディーを買うのが今回のミッションです。
大門駐車場は広くて無料です。
トイレもあるし、運転でちょっと疲れたので少し休憩したら熊野古道に向かいましょう。
ここにはバスも来るのでバスが来ると人がけっこう降りて熊野古道散歩をしているようです。
軽くパンを食べて元気が出たので出発しましょう!
少し歩くと大門坂という分岐が見えてきました。
左は熊野古道で、右はバスなどが通る道路です。
まわりには畑と古民家でとても良い雰囲気です。
歩道の脇に水が流れていて、草のような?田舎の香りがします。
今日は太陽の日差しが強くてかなり厚いですね。
みかんが売っていました。
これから登っていくので荷物になるから買えませんが、
和歌山といったらみかんですよ。
とてもおいしそうです。
そして鳥居と赤い橋があります。
このへんから熊野古道独特の風景になっていきますね。
しっとりとした石の階段とコケ。
道の両脇にはビッシリとコケが生えていて、大木がたくさんあります。
平安時代の衣装をレンタルして熊野古道を背景にした写真撮影が撮影できるお店があります。
っ
女性の服がたくさんありますが、おっさんの服はあまり無いような?
神主さんの服のようなものがあるようです。
おっさんの服はあまりきらびやかではないので、まあ着なくてもいいかな。
女性用の服はとてもきらびやかなので着たほうがいいと思います。
そして夫婦杉という樹齢800年の大きな杉がありました。
杉の門みたいな感じになっていて、ここからスタートみたいな雰囲気です。
それにしても太いな。
ほかの樹木もそうとうな年月が経っているようです。
何か石がありました。
多富気王子(たふけおうじ、たぶけおうじ)と書いてあります。
ここで言う王子とは、参拝者を守護する神仏です。
王子(童子)の格好で現れる事が多いので多富気王子という石、というか場所を作ったようです。
王子はとてもたくさんいます。
九十九という言い方をしますが、99人という意味ではなくとてもたくさんという意味です。
ここには守護してくれる何かがあるよ、と書いてあります。
要するにセーブポイントですね。
木の中に部屋が作ってありました。
ナニこれ?
ホビット族の家?
木の中に部屋作ってあるのはじめて見たよ!
なんというファンタジー空間なのか、熊野古道すげー。
何かの道具入れかな?
カギが掛かっていて今は入れないようになっているので、
今後の展開によってカギを入手すれば開く扉である。
開けると地下への階段があるかもしくは、強い剣や鎧が入っている可能性が高い。
と、テンションは上がったものの、ひたすら登り階段である。
ぶっちゃけ景色がだいたい同じでね、
なんだか昔のファミコンとかのテクスチャが使いまわしのゲームをしている感じがしてくる。
すすんでも進んでも風景がたいして変わらないと不安になってくるよね。
無限ループ怖いです。
とても綺麗で神秘的だがけっこう疲れる石段だ。
石段が湿っていて滑りやすく、
さらに苔がはえていてその苔がとても滑る。
足元が滑るのでちからが入らないというか前に進まない。
これがとても疲れるんだよなあ。
苔に謎の文字が書かれている。
この謎の文字を解読しないと、熊野古道の迷宮からは脱出できない。
文字を解読して正解ルートを進むと十一文関所がありました。
昔はここで十一文払わないと進めなかったようです。
またしばらく登るとぽっかりとくりぬかれた大木の根元がありました。
どうやら木が大きくなると根元に穴があいて空洞ができてしまう固体があるようです。
というか良く見たら虫にくわれてますね。
樹木というものは木の表面を覆っている皮一枚で生きています。
虫に食われてだめになるのではなく、木の芯までグズグズになってダメになったところに虫が入り込むというのがだいだいの過程です。
この木は成長過程で皮がめくれて、そのめくれた部分から芯が腐っていって、虫に食われて倒れそうになったから伐りましたみたいな展開ですね。
ところどころに空洞があいている大木がありますが、
何かの拍子に皮がめくれて、熊野古道のこの湿気に、芯がやられて腐ってしまうんでしょう。
旅人の落書きや鹿が食べたりして樹木に傷をつけるとゆくゆくはこうなります。という例ですね。
樹齢800年くらいの大木がもったいないです。
そして突然ひらけた場所につきました。
公園というか広場というか、
まだ半分とちょっとだと思うけれど、ここで熊野古道は町になります。
滝の商店街と熊野大社のちょっとした街ですね。
熊野古道は熊野那智大社へつづく長い階段になっています。
僕の前にいるカップルの女性が微妙な顔で僕をみつめてきました。
どうやらスカートを気にしているようです。
階段を登るとパンチラの写真を撮られると思っているようで、
すっげえ嫌そうな顔で彼氏といっしょに見つめてきます。
なんだこいつら気持ち悪い生き物だなあ。
とても気分が悪いので熊野那智大社に行くのはあとにしましょう。
こんなやつらといっしょに階段登りたくないです。
むかつくファック野郎共は消えてなくなっちまえ!
そのまま階段へ行けば熊野那智大社に行けますが、
右へ行くと那智の滝があるので、先に那智の滝へ向かいましょう。
那智の滝の入り口に着きました。
入り口の向かい側に5台くらい車が停められる無料駐車場がありますが、
いつもいっぱいで停められません。
トイレがあるのでトイレにはいっておきましょう。
熊野めぐりバスというものがあるようです。
こういうのに乗ってまわるのも良いかもしれませんね、ちょっと階段がキツイです。
こんな山道ばかりだとやっぱりバスが重要だと思いますよ。
滝を見に来たんですが、いつのまにか神社にきているようです?
神社に来たわけじゃあないんだけどなあ。
とりあえず那智の滝へ行きましょう!
すると看板に歴史が書いてありました。
神武天皇が那智の滝を祀ったから、那智の滝が御神体になりました、と書いてあります。
なるほど、那智の滝じたいが神様なのか。
だから滝の下に神社があるんだね。
そして階段を降りていくと神社が見えてきました。
滝の手前に鳥居が作られていて滝が神々しいです。
線香ではなく木の棒のようなお香をたいていて、もくもくしていてお香の匂いがします。
こちらが那智の滝です。
さすがは神。
すごい迫力です。那智の滝はゴッドいわゆる神。
もちろん祭壇があります。
しばらく滝をみあげていましたが、神社のほうを見ると300円でもっと近くに行けるようです。
滝を見るのがすきなので、ここは奥まで行っておきましょう!
入場料を払うとお守りというか小さなオフダがもらえました。
これは良い記念になりますね。
近くに行くと、看板がありました。
滝つぼの中に貝があってその貝から延命長寿のパワー水が湧き出ているらしいです。
スゲー!那智の滝すげー!
さっそく延命長寿の水を飲みましょう。
なんと神盃が100円で売られていました。
神の盃!いわゆる聖杯!がたったの100円です!
購入して神盃で延命長寿の水で乾杯!
HPとMPが全回復しました!
ここはとても涼しいですね。
きょうは暑いので少し休憩して熊野那智大社へ向かいましょうか。
とてもすばらしい滝ですが滝つぼが見えないのが残念だなあ。
昔は滝つぼまで行ける階段というか通路があったらしいんですが、
大洪水がおこったときに流されてしまって、滝つぼにはいけなくなってしまっている、とのことです。
残念だなあ。
熊野那智大社への長い階段を登ります。
お土産売り場がけっこうあって、
囲碁の石や黒石の彫刻などが売られています。
那智の黒石という石が有名のようです。
そして那智黒という黒飴もとても有名ですね。
階段の真ん中に郵便局がありました。
マジかよこんな階段の真ん中に郵便局があるとかびっくりだよ。
郵便物をだすのにいちいちこの階段あがってこないといけないのかよ、大変すぎるだろ。
郵便配達の人すごい大変だろうな。
だいぶ階段をあがったところに鳥居がありました。
熊野那智大社がみえてきたぞー!
ってまだまだ階段がありますよ、くぅー。
ゆっくり登りましょうかね。
おっしゃー!ついたー!
熊野那智大社とうちゃーく!
すごいっ見晴らしが良くて気持ちいいです。
ヤタガラスがいます。
足が3本生えています。
これが神の使いらしいです。
300円で熊野那智大社のご朱印をもらいました。
かっこいいですね。
ヤタガラスのハンコが押してあります。
奥に大きな木が生えていて、300円で木の中に入れるらしいです。
さっそく入ってみようと思いましたがけっこうきつくて入れません。
ぐぬぬ。
リュックを置いて斜めにはいったら入れました。
つっかえてはさまらなくてよかった。
出口は広いですね。
木の外にある箱にフダを入れてミッションクリアです。
奥に進むとお寺があって、
お寺のむこうにお土産やさんがあるので、
そこで那智黒という飴を2袋買っておきましょう。
黒飴おいしいです。
ヤタガラスTシャツとかも売っていてとてもおしゃれで買いたかったけれど、
サイズが無かったので買いませんでした。
とても良いデザインのTシャツですね。
さて、熊野古道を歩いて、那智の滝で延命長寿の水を神盃で飲んで、熊野那智大社でご朱印もらってご神木くぐりもして、那智黒買った。
もう思い残す事は無いな!
かなり楽しいコースで物凄くオススメです。
女性なら熊野古道で綺麗な着物を着て写真撮影ができるお店で写真を撮るのもいいですね。
帰りは足がくたくたになったのでバスで大門まで帰りました。
那智の滝さんさく面白かったなあ。