日本, 〒791-1511 愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1468
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こんにちは宇崎ツカです。
四国お遍路の45番札所「岩屋寺」に来ています。やっと折り返しですね。
岩屋寺の歴史・由来
標高700ｍ。奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるように堂宇がたたずむ典型的な山岳霊場である。神仙境をおもわせる境内は、むかしから修験者が修行の場としていたようで、さまざまな伝承が残されている。
弘法大師がこの霊地を訪ねたのは弘仁６年とされている。そのころすでに土佐の女性が岩窟に籠るなどして、法華三昧を成就、空中を自在に飛行できる神通力を身につけ、法華仙人と称していたという。だが仙人は、大師の修法に篤く帰依し、全山を献上した。大師は木造と石造の不動明王像を刻み、木像は本尊として本堂に安置し、また、石像を奥の院の秘仏として岩窟に祀り、全山をご本尊の不動明王として護摩修法をなされた。一遍上人（1239〜89）が鎌倉時代の中期にこの古刹で参籠・修行したことは、『一遍聖絵』にも描かれており、13世紀末ごろまでにはこれらの不動尊像をはじめ、護摩炉壇、仙人堂、49院の岩屋、33の霊窟などがそのまま残っていたと伝えられる。いつの頃からか、四十四番大寶寺の奥の院とされていたが、明治７年に第一世の住職が晋山した。だが、同31年（1898）に仁王門と虚空蔵堂をのこし諸史料ともども全山を焼失した。大正９年に本堂より一回り大きい大師堂を再建、その後、昭和２年に本堂、同９年に山門、27年鐘楼を復興、宿坊遍照閣は38年、逼割不動堂・白山権現堂は同53年にそれぞれ建立されている。大師堂は国指定重要文化財、寺域は国の名勝、県立自然公園の指定地でもある。
かなりの山奥に来ています。
細い道路を通って奥へ奥へと進むとちょっとした駐車場がありました。
まわりに民家がちらほらありますね。
ここは有料駐車場で３００円かかります。
無人駐車場で下に箱が置いてあるのでコインを入れます。
誰もいないのは四国の文化という感じなのかな？無人販売所もそうだけど、無人でお金を入れる箱が置いてある。
海外だったら盗まれてるだろうけど、８８ヶ所めぐりをするような人は盗みをはたらかないんだな。
日本一安全な地方なんじゃないかなあ？どうなんだろうね。
ここから２０分くらい登り坂を歩くみたいですね。
今は夕方の４時３０分なので納経所が閉店するまであと３０分です。急ぎましょう。
お寺までの道の途中にちょっとしたお店がありました。が時間が遅いので閉まっていました。
まあ、仕方がない、それより早くお寺に行かないとね。
お店の人？かな、誰かに「こんにちは」といわれたので「こんにちは」とあいさつします。
坂道をのぼります。
門があります。仁王はいませんね。
奥に階段がずっと続いています。
「ほあ！階段長いな！」
あー。きつい。ゆっくりのぼればそうでもないんだろうけど、時間ないからがんがんのぼる。
「ひゅはー。ひゅはー。」
地蔵がたくさん設置されています。
休憩所っぽいところがあったので、たぶんここが中間地点のようですね。
まだまだ階段は続きます。
すると山の絶壁が見えてきました。
斜面に出っ張った台の上に宿坊がありました。
正面の崖の下にあるのが納経所かな？
つきました。手水で手を洗いましょう。
鐘があるので撞きますね。
ごーん。
良い音だなあ。
願いがかなう洞窟みたいなものがありました。
中は真っ暗で通り抜けはできません。
突き当りに仏像があって、その仏像が願いをかなえてくれるそうですが、真っ暗で見えませんでした。
こちらが本堂です。本堂でロウソク・線香・お賽銭・納札・お経を納めます。
よく見れば本堂の奥にハシゴが掛かっていますよ？
どうやら奥の岩のくぼみに登れるようになっています。
このくぼんだ所で修行するみたいですね。
という事で登ってみましょうか。
かなり高いですね。見晴らしは最高です！ヤッホー！
木の柱のような何かがあってお賽銭が奉納されています。
床はフローリングですね。
狭くて大人が３人までしか乗れません。
それ以上乗ると木が折れて床が抜けます。
そして大師堂でロウソク・線香・お賽銭・納札・お経を納めます。
奥に門がありました。こっちが昔からある門のようです。
納経所で御朱印を貰いましょう。
こちらが御朱印になります。
ここのお寺は修行場の岩の上に登れるのでけっこう貴重な体験ができましたね！
以上、45番札所「岩屋寺」でした。またね！
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