「三大ドヤ街!日雇い労働者が暮らす簡易宿泊所の街」神奈川県:寿町

神奈川県旅行

【料 金】宿泊2000円くらい
【駐車場】コインパーキングほか
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「寿町」神奈川県【観光】日雇い労働者が暮らす簡易宿泊所の街【三大ドヤ街】

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こんにちは宇崎ツカです。

僕は今、日本の三大ドヤ街のうちのひとつである神奈川県横浜市の寿町に来ています。

ドヤ街(ドヤがい)とは、日雇い労働者が多く住む街のこと。
「ドヤ」とは「宿(ヤド)」の逆さことばである。
旅館業法に基づく簡易宿所が多く立ち並んでいることからきている。
東京の山谷、大阪のあいりん地区、横浜の寿町が特に有名である。
戦後の高度成長期、日雇いの仕事を斡旋する寄せ場に日雇い労働者が多く集まり、
彼らが寝泊りする簡易宿所が寄せ場の周辺に多く開設されることでドヤ街が形成された。
いわゆるスラムとは異なり、その地域全体が日雇い労働者のドヤで占めているわけではなく、
中産階級の住宅も存在しているのが大きな特徴である。
そして住民構成も独身の男性の中高年者が多数を占めている点が、
戦前の日本の貧民窟や第三世界のスラムとの違いである。
この様な住民構成から、人口の再生産が行われず、街自体は活気が失われているが、
その反面諸外国のスラムに見られるような治安や犯罪発生率の高さといった問題は顕在化していない。
とはいえ、スラム同様に日雇い労働者に対する貧困克服政策が求められている。
日雇い労働者の劣悪な生活環境から、これまでに暴動が幾度も発生している。
現在日本で起きた最後の暴動はあいりん地区で発生した第24次西成暴動(2008年6月)であり、
デモなどは現在でも新宿で度々起こっている。
ドヤ街では救世軍などの慈善団体や市民団体による炊き出しや凍死防止のための夜回りなどの支援も常態化している。
また、「寄せ場解放」と称して新左翼活動家がドヤ街に入り、
越年闘争を通じて日雇い労働者のオルグ(組織化)を図っている。
そのため、他の地域では余り目にすることがない新左翼のアジビラや立て看板が存在している。

ここにはさなぎ食堂という300円で定食が食べられる食堂がありますが、
営業時間が終わっていて入れませんでした。

せっかく来たんだからドヤに泊まってみようかなと思います。

という事でさなぎ食堂の向かい側にある、見た感じ普通のマンションのような建物を見てみました。
WIFIフリー、パケット料無料と書いてあります。
これってホテルなのかなあ?
建物からちょうどでてきた管理人さんが僕に「おかえりなさい」と声をかけてきた。
SnapShot
いやいや、ちょっと待てって、僕はドヤの住人じゃないんですけど。
第一声がおかえりなさいってあなた、普通いらっしゃいませとかじゃあないのかね???

もう意味がよくわかりません。

ツカ「ここってホテルなんですか?」
管理人「え!?ここ?ここは「簡易宿泊所」ですよ。」
ツカ「簡易宿泊所???(なんだそれ?)」
管理人「部屋探してるんですか?」
ツカ「どういうところがあるのかなあってみてるんですけど・・・」
管理人「あの・・・ホステル・・・」
ツカ「ホステル(くぅ、ホステルとかもよくわからないよ)」
管理人「ここはカンシュクなんですよ。一般の方であればホステルに案内できますよ。」
ツカ「(・・・ホステルとカンシュクが何だかわからないな)僕は泊まれない?」
管理人「泊まれますけど、みんな共同ですよ。寝るところは個室ですけど、ふとんとエアコンと電気しかないの。窓ないのよ。」
ツカ「(・・・それって押入れじゃん)そうなんですね。」
管理人「どういう所をさがしているの?」
ツカ「いっかいドヤに泊まろうと思って来ました。」
管理人「はあー。あんまり遅くなると、チョウバ閉まっちゃうから。」
ツカ「え?え?チョウ?」
管理人「チョウバ、受付がおわっちゃうから、はやくし決めたほうがいいですよ。」
ツカ「え、もうおわっちゃうんですね。」
管理人「そうそう、もうこの時間だとやってないと思いますよ。」
ツカ「やってないんですか?」
管理人「もう19時とかだからね、18時とかにしめちゃう感じよ。」
ツカ「そうなんですね、ちょっと歩いてみます。ありがとうございました。」

ほかのドヤも見てみましょう。
基本的に2000円くらいのようです。
そして玄関には大きな張り紙で「面会は9時~17時まで」と書かれています。
面会???刑務所かよ、と突っ込みを入れたくなりますが、
どうやら基本的に建物の中に入れるのは住人だけで住人以外は面会という扱いのようです。
一部屋に2人とかでは泊まれませんという事らしいですね。
そして長期滞在があたりまえで一泊だけの人とかはあまり来ないようです。
まあ、よく考えたら一泊2000円てことは、一ヶ月30日だからひとつき60000円、
家賃6万の部屋ならこんな押入れじゃなくてもっといい部屋いくらでもあるだろ。
という事は普通の部屋を借りられない人が来る場所、わけありの人が来る場所という事ですね。
最近は外国人のバックパッカーも来るようですが、ここには外国人はいません。

すると音も光も出していない救急車がいました。
SnapShot(0)
うん?赤い回転灯が光っていない救急車だ。
患者が死ぬと回さないらしいけど。この救急車はなんでここにいるんだろうな?
と、思っていたら中から顔が傷だらけで顔面ボコボコになったおっさんが降りてきた。
うっわ怖い。
ケンカでボコられた人が救急車で治療受けてふらふらしながら降りてきた。
まるでゾンビである・・・

マジかーーーうわあマジかーーー

びっくりして通路を十字路まで進んだそのとき、
SnapShot(2)
誰かが道路の真ん中に倒れている。

ええええええ???

なんですかこの状況は?
SnapShot(1)
顔にガーゼ貼ったおっさんが道の真ん中でいきだおれてますよ、しかも誰も助けない。
なかなか立ち上がれないようである。

ちかくの警備員さんにドヤ街っていつもこんな(人がいきだおれてる)感じなんですか?って聞いたら、
色々な人がいますからね、まえよりも良くなってますよ。
と、さらっと答えたのであった!

こういうのが日常茶飯事で以前よりも良くなっているだと?
そ、そうなの?

いやあこれはカルチャーショックですわ。




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